10月4日 (水)  「たかやん議員日記」2006.第277弾!   10月4日(水)

「たかやん議員日記」2006.第277弾!   10月4日(水)


スケート連盟の元会長が逮捕された。人相が実に悪いと思った。あの手の人相は政治家にもたくさんいる。権力と金が人間の人相を変えてしまうのかも知れない。

都市計画道路
日本が1000兆円以上の借金を抱えている原因は、色々あるだろうが、いらない道路や橋を作りすぎたことも原因の一つだと思う。

東久留米・志木線を考えてみよう。全長1440Mの道路につぎ込む税金はおよそ50億円。国庫補助金が約12億。起債が約18億。一般財源が約21億。補助金がでるといっても、税金には違わないし、約39億は新座市の自前である。

その50億のうち、工事費は約6億円。用地取得費が約25億円、補償費が約19億円。何も無いところに道路を作るのなら補償費は必要ない。家や工場があるところに無理に作るから補償費が必要になるのだ。

ここまででも頭が痛くなる話だが、実はこの道路、東久留米から志木までは繋がらないだろうと言われている。東久留米市の財政難も深刻だし、水道道路から先の計画は新座市の財政状態ではまず不可能と言われているのだ。

要するに、斜めの大型道路が突然小学校と中学校の間を通り、水道道路に突き当たってお終い。という訳だ。閑静な住宅街にいきなり大通りができることを住民はどう思っているのだろう・・・。そして、今でも渋滞している水道道路はさらに渋滞する。

さらに理解できないのは「保谷・朝霞線」だ。いくら県道とはいえ、総工費は80億を越え、新座市負担分だけでも30億近い。新座市の負担も大きいのだ。仮に産業道路までできたとしても、その先は100%不可能と言われている。先の無い道路を何故作るのか・・・国も県も市も「税金」は人の金なんだということがよく分かる。

一般市民は道路ではメシは食えない。自分たちの血税が「教育と福祉」にかえってくることを願っている人は多い。搾られるだけ搾られて、できたのが先の無い道路では話にならない。地球の温暖化が叫ばれている今日、二酸化炭素削減に、まったく逆行している政策だと思う。広い道路はあった方がいい。何も無いところに作るなら・・・・国の無策を倣って、無理な借金をすることはない。都市計画道路・・・僕達が中高生の時の計画が、今もまだ生きているなんて・・・

9月議会である議員が「地権者のみなさまの・・・」と発言したことが印象に残った。地権者=地主。新座の市政は地主の方向ばかり見ていたのではないだろうか。古い、古い体質が未だに日本中に残っているのかも知れない。

借金を減らすどころが、増やす政策が続く。僕より若い議員達も反対しないのは何故だろう。将来の新座市民の負担は増えるばかりなのに・・・・。 

発熱
今日は朝から熱が出て、半日寝込んだ。今もかなりの熱がある状態でこれを書いている。ちゃんと書けているといいのだが・・・     たかやん