11月2日 (木)  「たかやん議員日記」2006.第306弾!  11月2日(木)

「たかやん議員日記」2006.第306弾!  11月2日(木)

教育週間2
議会事務局に原稿を出したあと、市教委に電話をした。教育週間の情報を教えてもらおうと思ったのだが・・・・「全て公開ですので、特別な資料はありません」という答えだった。分からないでもないが、行ってみたら「合唱際の練習」では困るから聞いたのだ。「午後は公開していません」という学校もあったから聞いたのだ。今日四中では授業公開をしていると聞いているのに、市教委は「公開日ではありません」。どっちが正しいのかは行ってみないと分からないということか・・・・・。結局授業はあったらしく・・・教育委員会の情報のいい加減さに参ったのだった。教育委員会が知りえないことを、どうやって一般市民が知ることができるのだ。保護者向けの「授業参観」とは意味合いが違うのである。公開の「教育週間」が聞いて呆れる。本当にがっかりである。

新座中
「公開日は終わりましたが、どうぞ・・・」と新座中の鈴木松江校長先生に言われて、まず新座中へ行った。「地域の方にも何時でも公開するのが原則ですから・・・」と鈴木先生。そのままを見て下さいという訳だ。

普通教室の全ての授業を見たのだが、新座中の子ども達は実にいい表情で授業を受けていた。全学年で寝ていた生徒は2,3人。先生達の表情もよかった。「授業を受けるときの姿勢が悪くて・・・」と鈴木先生。僕の目には、なかなかいい姿勢に見えたのだが・・・・。
あの先生と子供たちなら「学力向上」作戦は成功すると思う。後は先生と子ども達の気合である。先生の表情のいい学校は必ず子ども達の表情もよくなるものなのだ。こういう学校が増えてくれるといい。

石神小
受付に誰もいなくて、大丈夫なのかしらん・・・。時間割もなくて、どこで何をやっているのか知らん・・・・。ジャージ姿のツルツル頭のおっさんが黙って入っていいのかなあ・・・。と思いながら校舎に潜入した。

中学校から小学校へ行くと、どんなに大きい子達でも「可愛いく」見える。中学校と違うところは、同じ学年でもクラスによって、授業の雰囲気がえらく違うところだ。先生が子供たちの気持ちを引っ張っているクラスは先生の表情も、生徒の表情も、教室の空気も明るい。先生と子ども達の気持ちが離れてしまったクラスとの差を僕は感じてしまった。

新堀小
2時間目の6年生のクラスが非公開だったので、1年生の「英会話」を見た。なかなか楽しい授業だったのだが、授業の最後の方は少し集中が切れていたかも知れない。低学年の子ども達に、45分授業はやはり長すぎる。

西堀小
丁度2時間目と3時間目の休み時間に校庭に入った。みんなで音楽に合わせて走るという企画だったらしく、全校生徒が一斉に校庭を走り始めた。その中には何かを感じさせる走り方をする子達もいて・・・(この子にテニスを教えたら、凄く伸びるだろうなあ・・)などと思いながら見ていた。「先生!」と声を掛けられて、振り向くと五中時代の教え子が先生になって、笑って立っていた。

西堀小の子ども達は落ち着きがあった。4年生から6年生の授業を中心に見たのだが、どのクラスもいい感じだった。古い学校だが、教室それぞれに特徴があって・・・・僕は5年生の空き教室で孫の書写を見つけ、ちょっと泣きそうになった。上手なのだ。その上手な作品が剥がれていたので、バッグの中から糊を出して、それでくっつけて補修しておいた。(勝手に入ってすいません)

そして孫のいる体育館へ・・・。久し振りに孫に会った。「あ、ともやちゃん!」と喜んでくれた。女の子の友達とも男の子の友達とも仲良く話していたので、少し安心した。じいちゃんとしては孫が独りではない。友達がいる。笑顔で話していた。それだけで嬉しいのである。

今日感じたことは、学校によって、参観する保護者?の数が全く違うことである。殆ど参観の無い学校と、本当にたくさんの参観者のある学校と・・・保護者の意識の問題なのか、それとも学校の連絡の仕方の問題なのか、それは分からないが・・・・。後は電気の付けっぱなしがどこの学校も多かった。僕は昔の習性で、空き教室に勝手に入り、電気を消して歩いたのだった。新座市は財政難。節約節約である。        たかやん