11月26日 (日)  「たかやん議員日記」2006.第330弾!  11月26日(日)

「たかやん議員日記」2006.第330弾!  11月26日(日)

懐かしい写真
引越しの準備で本棚を整理していたら、懐かしい写真がでてきた。父さんに抱かれている、小さい頃の自分の写真である。引越しは大変だけれど、探していたものが見つかることもある訳で・・・なかなか楽しいのである。

ともやー!がんばれー!
西戸山小学校の運動会。父さんはステテコ姿で応援に来ていた。僕が走ると父さんは「ともやー!がんばれー!」と絶叫しながら、一緒に走るのだ。その当時の僕にはそれが恥ずかしくて・・・・でも、52歳になった今でも、父さんのその時の声は僕の元気の素である。苦しいことがあると、その声が聴こえてくるのだ。「ともやー!がんばれー!」

作文
僕が一番苦手だったものは「作文」。外で遊ぶことが専門だった僕は本を読むという習慣が全くなかった。読むことの出来ない子は書くことができない訳で・・・・「作文」という種目で学校の先生に誉められたことは一度もなかった。だから小学校の高学年になっても、大学には行きたくない!そう思っていたのだ。「大学に行くと、卒論を書かなくてはいけないから嫌だ!」それくらい、作文が嫌いというか苦手だった。

ところがそんな僕に父さんがこう言ったのだ。「ともやは作文が上手だ。」「自分の言葉で、誰にでも分かるように書けばいいんだよ・・・」
そのアドヴァイスの効果は絶大だった。学級通信を毎日書けたのも、こうして議員日記を毎日書いているのも、その時の父さんの言葉のお陰だから・・・。

僕は今、40年以上前の父さんの言葉を頼りに生きている。父親の言葉の力はそれ程強いものなのだ。自分が死んでも、息子たちの心に残るような「愛情一杯の言葉」を僕は残してきたのだろうか・・・そしてこれから残していけるだろうか・・・

時間が無い
通告の締め切りは明日だし、引越しは6日後。やらなくてはいけないことが山ほどあって・・・ややパニック気味に・・・。引越し準備の段ボールが増えていくたびに、人間の居場所がなくなる訳で・・・・。
それでもゲームだと思って、色々考えると知恵がでてきて面白い。もしかしたら、人生って奴もそういうゲームなのかも知れない。沢山の登場人物とたくさんの選択と決断。そう考えると、面白いことがまだまだ待っているような気がする。    たかやん