3月13日 (月)  「たかやん議員日記」2006.第72弾! 

「たかやん議員日記」2006.第72弾!  3月13日(月)

天声人語
日曜日の「天声人語」を読んで驚いた。そこには石神井高校テニス部の2年先輩の鍛治真起さんのことが紹介されていたからだ。鍛治さんは当時のスーパースター。インターハイにも国体にも出場した僕らの憧れの先輩だった。「鍛治は勉強は駄目だ。」と他の先輩達は言っていたのに、一浪で慶応に入るところも格好よかった。それで僕も一時は慶応へ行こうかと思ったくらいだ。今、世界中で鍛治さんの考えた「数独」が流行しているらしい。僕も朝日新聞には載ったことがあるけれど、「天声人語」にはまず載れないだろう。本当に凄い人だと思う。あんまり嬉しいので、高校の女の先輩に電話して大いに盛り上がったのだった。

アメリカ
朝から嫌なものを見てしまった。あの判定は何だ!人間の判定に間違いは付き物だが、意識的な間違いはいただけない。アメリカは野球に勝って、名誉を失った。

総務委員会
初めての委員会なのだが、何故か楽しい。2年前の文教委員会よりも質問できることが多くなったからかも知れない。今日もいくつか質問して、そのうちのいくつかは「ちょっと休憩」という委員長の声がかかる内容で、みんなに笑ってもらった。

不登校
「適応指導教室」に通う子達の活動場所が無くなろうとしている。市が分庁舎を売り払おうとしているのだ。(売れない可能性もあるが・・・)代替案としてオンボロの堀の内集会場という名前があがったり、駐車場にプレハブを建てる案も・・・・本会議では学校の空き教室という案まで飛び出した。
僕は「不登校の子供たちは学校の建物そのものが嫌なのではないのです。」という話をした。そういう子供たちとたくさん接してきた経験を委員会で話したのだ。例えば日曜日や夜の学校に連れて行くと、不登校であった子も教室に入ることもできるのだ。勿論校庭を走ることだってできる。不登校の子供たちに「学校に行かなくてもいいんだよ。」と言うことはやさしい。だけど、中学校を卒業した後、彼らの面倒を見ることは誰もしない。今が大事なのだ。自信をつけるには、今こそがチャンスなのだ。僕はそう思う。

教え子
24年前の教え子に殺された高校の先生・・・・。僕の歳から24を引くと・・・・28。その頃教えていた子達は今37歳。最近よく会っている世代だ。28歳の僕はまるで子どもだったなと思う。何でも子供たちと一緒にやっていた時代だ。その頃は五中。学校が楽しくて、楽しくてしょうがなかった時代だ。もしかしたら僕が楽しくても、子供たちは楽しくない。そういうことはあったのかも知れない。それでも殺す程の「恨み」を24年間も持ち続けるとは・・・悲しい事件だ。

桃の花
公園に遊びに行った空。「空、見てごらん。お花が咲いているよ。」「ママ、桃の花が咲いているね。」と空。「空が桃の花を覚えていたのよ。」と嬉しそうなママ。それを聞いて喜ぶ僕。桃の花でちょっぴり幸せになったのだった。