3月27日 (月)  「たかやん議員日記」2006.第86弾!

「たかやん議員日記」2006.第86弾!  3月27日(月)

朝ごはん
「豪華な朝ごはんですねえ。」と真帆。とろろ汁、納豆、豆、チリメンジャコと大根おろし、ほうれん草の御浸し、たらこ、ホッケ、味噌汁、ご飯・・・・。毎朝、同じような我が家の朝ごはんに感激してくれて嬉しかった。

傍聴
日光の合宿に行く前に議会を傍聴することになって・・・会派の控え室に真帆を連れて行くと・・・「ゲストですか?」と大佑。僕がいない間にちゃっかり真帆と話し込んでいる幸弘。そこに善保、住民の勇さんと人が集まり、大賑わいの「語る会」控え室だった。若い女性が来ると、おっさん達も生き生きするから面白い。

一般会計
4委員長の委員会報告があり、質疑があった。最初に勢いよく手を挙げたのは最大会派政和会の三村さん。珍しく星川さんとタッグを組み、建設の笠原委員長の報告の仕方に噛みついていた。僕はまたしても文教経済委員長の文さんに質問した。例の馬場球場の駐車場の件である。視察の時は新しいラインが描かれていて、「ここは駐車場として使っていますよー」とアッピール。次の日はそのラインが消されて、球場として使われていたというのだ。最初から球場としても使いますよ。と言っておけばいいのに、「どうしても駐車場が足りないので・・・」と駐車場があくまでもメインです。そう言いながら、出口は駐車場に適してないから拡張工事をします。では誰も納得しないだろう。色々事情はあるようだが・・・・。

討論
共産党朝賀さん、政和会並木平八さん、共産党石島さん、新明会中田さん、革新無所属星川さん、政和会小川さん、語る会邑、刷新の会田中さん、共産党笠原さんと討論が続き一般会計の採決へ。僕は討論の中で、764億もの借金を抱えながら、前年度比9%増の373億1300万の予算を組むこと自体がおかしいと言った。764億の借金を抱えながら、昨年度財政難の為に取りやめた「海外派遣事業」858万円を復活させたことも疑問だと言った。一方で林間学校の補助金は半分以下に。近隣市では最低だ。適応指導教室の子供たちの備品の年間予算はたったの1万2000円。彼らが通う庁舎は売りに出され、彼らが勉強する場所は未だに確定していない。そんな馬鹿な・・・。でも本当の話なのだ。
「観光都市」つくり推進費の6254万8000円にもノーと言った。本当に新座市全域をフィールドミュージアム化するのなら、江東区のように条例や指導要綱でマンションの建設を止めるべきだ。そして畑中のMパーテーションの煙も止めるような条例を作ることだ。言葉だけの観光都市はいらない。少なくても畑中の市民の大半はそう思っていると思う。
「総合運動公園」の補修費の1200万円もおかしい。日本陸連の公認を取るための補修工事だそうだが、5年後の完全補修には1億2000万と10倍の費用がかかるという。今の新座市にはどこを探しても、そういう余裕はない。だったら今年から公認を諦めて、市民に開放したらと主張した。新座には大きな公園が無い。幼児からお年寄りまでが安心して遊べる公園が全然ないのに、スポーツだけやる公園では話にならない。そして国際理解教育と英会話の7854万円。僕は英会話を応援してきた過去がある。応援してきているのに、授業はなかなか見せないし、一般質問で教育委員会が出した資料に質問したら「学習内容に口出しは困る」という答弁にカチンときたのだ。毎年市民の血税を8000万近くも使っている事業に議員が口を出さずに誰が出すというのだ。それも応援している議員に対しての失礼な態度には頭にきた。授業のやり方に口を出したのなら分かるが、教委の出した資料に質問して答弁がかえってこないような事業がまともな事業だと市民は思うだろうか。他県からの視察でも高い評価を受けているというのなら、僕ら市民の代表にはいつでも見てくださいくらいの自信が欲しい。僕はそんなに凄い授業になっているとは思っていない。問題もたくさんあると思っている。それを教委と一緒によくしていけたら・・・そう思って応援してきただけなのだ。学校や教委の態度が変わらないのなら、これから僕が最大の障害になるだろう。
馬場運動場に関しては「やり方がまずいと思う。」と言った。最初から球場として使うことの方がメインです。そう言っておけばよかったのだ。あそこは僕もよく通る。あの場所に車が止まっているのを見ることは殆どない・・・・。偽装ラインなど描かないで、堂々と球場として使う方が価値があるので・・・そう言えばいいのに。インチキはいけない。
764億の借金がなくても反対するのは総工費50億円の「東久留米志木線」。高速道路と同じで、必要のない道路はたくさんあるのだ。渋滞も予想され、小中学生の登下校時の交通事故も心配である。静かな石神地区にはいらない道路だ。マイナス道路だと僕は思っている。
「観光都市元年」今までのキャッチフレーズの中でも一番危険な言葉だと思う。須田市政が終わるとしたら、この言葉がきっかけになってしまうのではないだろうか・・・・そんなことを考えた市長の応援団はいなかったのだろうか。市民はそんなに馬鹿ではない。そんなに無力でもない。観光都市を掲げれば掲げるほど・・・市民は須田市政から遠のいていくのではないか。僕はそう思うのだ。