4月13日 (木)  「たかやん議員日記」2006.第103弾!

「たかやん議員日記」2006.第103弾!  4月13日(木)

一生懸命
「一生懸命」という学級通信は五中の2年目の1年3組でスタートした。あの子達も今年41歳になるはずだ。「一生懸命」は今から28年前の4月に発行が始まった。

「一生懸命」はB4版の手書きだった。最初はなかなか書けなくて、1年間に100弾!(号)でるまでにはかなりの時間がかかったと思う。「たかやん」というあだ名をもらったのは「一生懸命」が始まったのと同時。それまで僕は「ワカメ」とか「ぞうさん」と呼ばれていた。

「一生懸命」はボクシングの試合を見ていて思いついた。具志堅用高の世界戦で具志堅が一生懸命戦っている姿を見て、感動して「これだ!」と思ったのだ。最初の学級通信の名前は「41人の仲間達」。年間3号がやっとだった。
それが6中になったとたん、毎日書きはじめた。年間244号ほどの「一生懸命」を11年間、僕は書き続けた。

「一生懸命」はどんな人でもできる生き方だ。男でも女でも、大人でも子どもでも、障害があってもなくても、クラスでトップでもペケでも・・・・自分の力を100%出そうと生きることが「一生懸命」だ。少なくても僕はそういう意味で子供たちに毎日「一生懸命」という文字を見せ続けたかったのだと思う。

「一生懸命」という言葉に毎日目に触れるのと、触れないのとでは全然違ってくると思う。毎日の法則なのだ。言葉は人を元気にする力を持っている。

「一生懸命」という言葉を見ると、僕は新鮮な気持ちになる。これからの人生の中で何かに挑戦していきたいし、人の役に立ちたい。そう思っている僕にとって、「一生懸命」は何よりの元気の源になるような気がするのだ。

一所懸命なんじゃないの?という人もいる。僕は一生懸命の方が好きである。勿論一所で頑張ることも大事なのだろうが、場所なんかどんどん変えても100%で生きていくことはできるから・・・・

今日は朝から晩まで、そんなことを考えていた。