4月22日 (土)  「たかやん議員日記」2006.第112弾! 

「たかやん議員日記」2006.第112弾!   4月22日(土)

危機一髪
今朝は6時前に起きて朝ごはん。7時過ぎに兄貴が迎に来て、いよいよお袋を富山に送る時がきた。車の運転は兄貴、僕は助手席で話しかける役。110キロくらいで走行していると・・・400Mくらい前の車が突然中央分離帯に激突して・・・・「危ない!左に寄って!」と叫ぶ。車はひどく壊れていたが、乗っている人は二人とも無事らしい。「ちょっと見て来い!」と兄貴は路肩に車を停車。
高速道路を歩くのは結構恐い。「大丈夫ですか!」と声をかけると「大丈夫です・・・」という声。「警察に電話しましたか!」と叫ぶと「いいえ!」乗っていた二人は放心状態のようなので、僕が緊急電話までダッシュして、救急隊と警察に状況を説明した。
その車はわき見運転か、居眠りかで左のガードレールにぶつかって、その反動で中央分離帯に激突したらしい。後続車の反射神経がよくて追突しなかったからよかったものの・・・ひどい事故になるところだった。僕達自身「もかなりヤバイ?」危機一髪だった。

黒部の山
富山には昼過ぎに着いた。街はどんどん変化していくが、何十年も前から変わらないのが黒部の山。昔と同じように真っ白な黒部の山が僕達を迎えてくれた。

掃除、炊事、掃除
半年も人が住んでいなかった家にしては、まあまあ家の中は綺麗だった。それでも今年の冬は豪雪。家の周りにはその名残が・・・・水道管は破裂し、ガスボンベのカバーは押し潰され・・・・家の中の大掃除が始まった。車は半分しか運転していないので、それほど疲れてはいなかったが、限られた時間の中で、お袋にとって快適な空間を作ろうと兄弟力を合わせて働いた。

少年犯罪
「ともや、最近の子ども達はキレやすいんか?あんた学校の先生やったがやろ?」と叔母。「確かに食事の問題とかあるし、そういう傾向もあるけれど、結局は大人の真似じゃないかな。」「そいがけ?」「昔は、こんな事件あまりなかったよ。」「そんなことはないよ。あったけど報道されなかったのさ。」「そういうもんかね?」
岐阜での事件はまた「少年犯罪か」という印象を与えた。だけど、どんな少年犯罪でも結局は大人の犯罪を真似ていると僕は思うのだ。子ども達は毎日のように大人の「殺人事件」のニュースの中で暮らしている。大人の作ったゲームの中で「殺人」を繰り返し、大人の作った煙草を吸い、大人の作った薬を飲み、大人の作った廃屋で遊ぶ。そして大人が作らなくなった栄養の無い朝ごはんを食べ(あるいは食べない)、大人が作った添加物だらけの食事をして生きているのだ。子どもがおかしいというのは簡単。その子達の親が悪いというのも簡単。中2の女の子の命は戻らない。悲しい事件である。