4月30日 (日)  「たかやん議員日記」2006.第120弾! 

「たかやん議員日記」2006.第120弾!   4月30日(日)

ゴールデンウィーク
「9連休なんですよ。」という会社もあるらしい。ゴールデンウィークがスタートした。今朝は5時過ぎに起きて、6時過ぎに家を出た。幸弘との待ち合わせは6時15分。今日は「団子売り」のアルバイトの初日である。
教員と塾の講師、うどん屋と議員しか経験のない僕は「団子売り」にもちょっと心が動いたのだ。幸弘に「誰か学生いないかなあ・・・」と頼まれていたのだが、ゴールデンウイークに暇な学生は余りいるはずも無く・・・・責任を取って、自分でやるしかないかと腰を上げたのである。僕は学生時代のバイトの経験も実は殆どない。高校時代の郵便局の年賀状の配達と大学時代の家庭教師以外はバイトらしいバイトはしたことがないのだ。

「いらっしゃいませー!」「団子はいかがですかー!」「はい、いらっしゃい!炭焼き団子はいかがですかー!」と声を出し続けるようなバイトは初めてなのである。

小金井公園
大泉の中央公園がスキスキに感じるくらい、人が集まっていた。親子連れ、若いカップル、・・・ジョギングする老若男女で公園はごったがえしていた。二、三歳の子どもを見ると、空を思い出して思わず笑ってしまう自分がいた。それにしてもこれだけの人が集まるのだからいい公園なのだろう。新座の総合運動公園も見習わないといけない。

焼き団子は思うようには売れなかった。僕は見習いだし、初めてのことだからよく分からなかったのだが、売れるときは400、500、700と信じられないくらい売れるらしい。1本300円の大き目の焼き団子が9時半ごろから4時半ごろまでで丁度100本。それでも最後の1本が「ケヴィン」という4歳の男の子に買われていったときは、本当に嬉しかった。この世界で売れ残りが無いということはいいことなのだ。

お客様
今日学んだことはみんな「お客様」だということ。幼児からお年寄りまで、僕らのお団子を買ってくれる人たちはみな大切なお客様だということだ。学校に行けば、お客さんが黙って40人待っていてくれる教師だった僕にとって、朝から晩まで苦労して呼んだお客様は新鮮だった。

連帯感
僕らの隣りは生ビールを売っていた。彼はヘビースモーカーらしく、時々「すいません、ちょっと吸ってきます」と居なくなる。その時は僕等が「生ビールいかがですか!」とビールを売るのだ。今日は生ビールもかなり売れていた。どの店も10万以上の売り上げだったらしい。僕らの店を除いては・・・・

70年
僕らの団子が売れなかった理由は目の前に70年続いた老舗の団子屋がいたからだ。その団子は400以上売れていたから、その団子屋がなかったら・・・僕らもそれ以上売れていたかも知れない。でも演出は流石70年の老舗である。僕らの取ってつけたような店舗とは桁違いだった。

足が棒
一日たっていたので、足が棒になった。声も出して本当に疲れた。一日働いて5000円だったけど、何だかとってもいい経験ができたと思う。