5月1日 (月)  「たかやん議員日記」2006.第121弾!

「たかやん議員日記」2006.第121弾!   5月1日(月)

メーデー
小さい頃はメーデーって何だろうと思っていた。メーデーというよりはメイデイなのだと気付くのに大分時間がかかった。昔は一大事件だったのに、最近はテレビでも新聞でも余り大きく取り上げられない。そういう僕もメーデーに参加したことはないのだが・・・・。

水俣
小池環境相の読み上げる言葉に僕は政府の誠意を感じなかった。認定から50年。それ以上前から水俣病で苦しんでいる人たちがいたということだ。胎児性水俣病の人は僕と同年齢か少し若い人が多い。この人生の全てが有機水銀中毒の人生だったら・・・・そう思ったら、あのような言葉とは違ったものになったはずだ。
五中の3年1組で「水俣病」を取り上げたことがある。僕らの目の前に「水俣病」の人が匍匐(ほふく)前進しながら登場したショックは今でも覚えている。そして車椅子で登場した「胎児性水俣病」の人が僕と殆ど同じ歳の人だと知った時のショックも・・・・
子ども達はその時、初めて「水俣病」を肌で感じたのだ。水俣病患者が語る一言、一言に僕らは耳を傾けた。そして僕らは「水俣」への思いを文化祭にぶつけていった。
小泉純一郎はアフリカではなくて、水俣へ行くべきだったのだ。僕には水俣の人たちの無念がよく分かる。政府の要人はゴールデンウィークには海外へ行くことが慣例になっているらしいが、国民の税金だろ?といいたくなる。裁判を引き伸ばしているうちに「水俣病」は消滅してしまう。そうやって「水俣」を忘れようとしている気がしてならない。

テニス
教え子達に誘われて、久しぶりにテニスをした。女の人が6人が、子供たちの面倒を交代で看てくれたので、僕らは久しぶりに気楽にテニスができた。西堀のテニスコートはネットが新しくなり、コートの状態もまあまあだった。ただ真夏日だというのに、テニスコートに全く日陰がないのには参った。そして隣りの交通公園?は手入れがまったくされず、どういう訳だか資材置き場になっていて、とても市民が憩える場所ではなかった。旧西堀小学校跡地は・・・・ガラガラで僕ら以外は誰もいなかった。入り口に看板は無いし、狭くて車は入りにくい。市民を集めよう・・・・という気が全く無いのを感じた。お金をかけて運動施設を作っても、市民がそれを利用してナンボなのだ。「今日の管理人さんは優しいけど、ひどい時はコート整備を命令されるのよ!」とお母さん達。市民軽視の姿勢がこういうところにも見え隠れするのだ。市民はみな「お客様」。市税は「お客様」から預かった大切なお金。観光新座にはゴミや資材置き場が多すぎる。そして市民一人一人を大切にする気持ちが無さ過ぎる。

蕎麦
テニスが終わった後はシャワーを浴びて蕎麦。「こんなに暑くちゃ、やっぱり蕎麦でしょ」という一言でお腹一杯美味しい蕎麦をご馳走になった。そう言えば西堀コートはテニスコートだというのに、シャワールームがない。新座市民から1時間400百円も取るのだから、それくらいのサービスがあってもいい。(近隣市は市内在住の人は半額の場合が多い)「財政難ですから・・・」という以前にそういうセンスがきっと無いのだろう。有明や小金井公園は高いけど、休憩場所やそういう施設はしっかりとしている。だから人が集まるのだ。人を集められない「観光都市新座」は必ず失敗に終わる・・・・。