5月20日 (土)  「たかやん議員日記」2006.第140弾! 

「たかやん議員日記」2006.第140弾!  5月20日(土)

集団登下校
また悲しい事件があった。小学校1年生の男の子と聞いて、どうしても昔の亮や未来の空を想像してしまう。自分の命よりも大切なものを奪われる苦しみだけは経験したくない。

事件を防ぐための集団登校だが、やはり卑劣な犯人には無力だった。犯人が地元の人間や顔見知りであれば、集団下校はかえって狙われ易かったのではと思う。集団登下校は犯人に登下校の時間をかなり正確に伝えてしまう。犯人は一人になる子を探すことに集中できることになる・・・その時間帯の犯人にとっての安全性を確認することも可能だ。要するに登下校がパターン化すればするほど、犯人達からは狙いやすくなるのではないか・・・と思うのだ。学校も親も集団だからと安心し、子ども達は言われたことだけに従って・・・・そこに盲点があるのではないだろうか。

僕らの時代に集団登校はなかった。道草をし、てんでんバラバラに下校したものだ。家の玄関にランドセルをぶん投げて、そして暗くなるまで外で遊んだ。勿論当時にも変質者はいた。だけど、そういう危険を察知する力を僕らはある程度持っていたと思う。(何かが怪しい・・・おかしい)と思うと逃げる本能があったのだ。僕らは暗がりが恐かった。人通りの無いところが恐かった。だけど、大きくなるにつれ、暗い、怪しいところを探検するようになった。今は明るくても恐ろしいものがある。僕らの時代の本能をもってしても、その危険から逃げることはできないのだろうか・・・・。

黒豆
久しぶりに豆を煮た。豆を煮るにはよく洗ってから、水に長時間浸さなくてはいけない。そして煮るときもゆっくり弱火で時間をかけて煮る・・・・面倒臭いと思えば、面倒くさいし、簡単といえば簡単な訳で・・・・。人生の何かと似ている感じがしたのだった。

トイレトレーニング
自分がオムツを取った日のことを覚えてないし、上の子達がいつトイレでできるようになったかも覚えていない。空はもうひと息でオムツが取れそうなのだが、なかなか取れない。おしっこはトイレでできるようになってきたが、ウンコは「オムツでする」とゆずらない。もうウンコがでると分かっているのに、わざわざオムツの中でするのだから困ったものだ。そして時々その処理が僕に回ってくる訳で・・・・親というものは本当にありがたいものだったんだと思う。

小沢一郎
初めての党首討論を見た。色々批判もあるようだが、小泉純一郎が少しビビッたのは確かだろう。予想できない口調で質問されたこともあったのだろうが、やはり小沢一郎という人間の奥にある何かを恐れたのではないだろうか・・・。だから「共謀罪法案」を強行採決できなかったのではないか・・・なあんて思ってしまうのだ。