7月13日 (木)  「たかやん議員日記」2006.第194弾! 

「たかやん議員日記」2006.第194弾!  7月13日(木)

午前3時
どういう訳だか目が覚めたので、そのまま起きて朝の日記を書きはじめた。たまにはこういう日記もありかな。

先制攻撃
北朝鮮に対する発言が色々あるようだ。そりゃあテポドンには頭にくるが、「先制攻撃」には頭を抱えてしまう。「もし東京を狙われたら・・・もし核攻撃されたら・・」そんな不安で「先制攻撃」したら・・・・相手は死に物狂いで戦うだろう。そして本当の戦争がまた始まるのだ。
There never was a good war or bad peace.( Benjamin Franklin)
正しい戦争とか、間違った平和というものは、あった試がない。
(ベンジャミン・フランクリン)
「平和ボケ」で結構。生きている間は「平和ボケ」でいたいし、子供たちもそのまた子供たちも「平和ボケ」して生きていって欲しい。そしてホモ・サピエンスという唯一の人種の中で戦争などという馬鹿げたことはやらない地球を作っていって欲しい。そう思う。安部・麻生といったお坊ちゃん達は言いたい事を言っているようだが、彼らの爺様達が聞いたら激怒するのではないかと思う。

ジダン
その点、ワールドカップはいい。いくらエキサイトしても蹴り合いや頭突きで済むのだ。熱狂したサポーター達が喧嘩をしても肉弾戦。一般市民への被害は少ない。ジダンの退場はショックだったが、冷静な彼も人間だったということだ。我慢できないことがあったのだろう。冷静なジダンでさえそうなのだ。調子に乗ったお坊ちゃん政治家達(アメリカも北朝鮮も日本も)に武器を持たせたら、何をしだすか分からない。ペレの息子がペレにはなれないように、大政治家の息子は大政治家にはなれないのだ。勿論馬鹿の息子は馬鹿ということだってあるだろうし、例外もあるだろうが・・・・戦争をするなら、サッカーですることだ。ラグビーですることだ。野球ですることだ。マラソンで水泳ですることだ。オリンピックとワールドカップで充分に戦えるし、エキサイトできる。本物の戦争が始まったら・・・・人は死ぬわ、金はかかるわ・・・・環境は破壊されるわ・・・いいことなどありゃしない。子どもが死んで、親が死んで、孫が死んで、祖父母が死んで、夫が死んで、恋人が死んで・・・みんなみんな殺されて、軍需産業が大もうけして終わり・・・。そんな国の仲間入りは絶対に嫌だ。
広島・長崎に原爆を落とし、沖縄や東京に爆弾を無数に落としたアメリカ。そのアメリカに平気で尻尾を振る小泉純一郎も嫌いだが、戦争大好き人間のブッシュも大嫌いだし。ミサイル発射でうかれる金正日も大嫌い。
僕が好きなのはジダン。どんなに苦しい状態でも自分の精神力と体を張って戦い続けたジダンが好きだ。最後の舞台なのによっぽど頭にきたのだろう。あの大観衆の中でも我慢できない言葉を浴びたに違いない。レッドカードで退場になったが、彼にはもともと次の試合などなかった。彼にはその試合の残り時間こそが大切な時間だったのだ。それでも彼は我慢できなかった。「言葉の暴力の恐さ」がそこにはある。それをジダンは教えてくれたのかも知れない。                             たかやん