7月15日 (土)  「たかやん議員日記」2006.第196弾! 

「たかやん議員日記」2006.第196弾!  7月15日(土)

テニス教室
今日のテニスには20人近くが集まった。小学生が4人。幼児が4人。大学生以上が11人。中には外環を飛ばして東京から来た人もいて、なかなか賑やかだった。昨日は熱中症で3人も亡くなったと聞いていたので、水分の補給には特に注意しての練習だった。五中・六中時代の懐かしい練習をやったら、大人達はダウン寸前。それでも声を出しながらの練習は楽しかった。明日はサッカーもやるかな・・・・

つぶやき
大昔のテストが出てきた。僕のテストには必ず「つぶやき」というコーナーがあって、テニスが終わった子達は、それを読んで感想を書くというお約束があった。
「朝、目が覚めると外は一面の雪でした。僕は雪が好きで、初めての子に雪という名前をつけたくらいなのですが、雪景色を見ていると、何となくワクワクして、そして落ち着いた気分になるから不思議です。昨日は息子達とスノーボードに行ってきたのですが、初めてジャンプをやり、ハマリました。いくつになっても好きなんですねえ、スリルのあることが・・・・。

そういう意味でこの21年間の教員生活というものは実に楽しかったですね。毎日何が起こるか分からない。自分も何をするか分からない。『夏だから坊主にすっか?』と男子全員が坊主になったクラスもあれば(僕も一緒に)、クラス全員が僕の家で合宿したこともありました。文化祭で学校に泊まったこともあれば、体育祭の練習を夜の校庭でやったことも・・・・クラスみんなで合宿中、夜中にプールで泳いで、警察に捕まったことも懐かしい思い出です。ああ、楽しかった。ジャンボ!(1998.3.2)

* クラス全員を坊主にした時は、ちょっとした事件になった。自分のクラスでは何の問題も起きなかったのだが、隣りのクラスの子が「僕も坊主にして!」と言ってきたので、みんなと同じように坊主にしてあげたら、両親が校長室に怒鳴り込んできて・・・・「どうして坊主に!」と聞かれたから「自分でしてください!」って言ってきたんです。というと「中学校1年生の言うことを、そのまま聞くなんて・・親に何の断りも無く!」と言うから、『お宅のお子さんは中学生にもなって、自分のことを自分で決められないんですか?』と言ったら、黙って返って行ったっけ。

* 文化祭の時は子供たちと学校で徹夜した。夜の学校はゴキブリがウジャウジャいて、怪しい雰囲気が充満していた。そこでやった肝試しは本当に恐かった。勿論校長は何にも知らなかった。

* クラス全員が僕の家で合宿した時は、本当に大変だった。2泊3日で20人ずつが二班にわかれて泊まったのだ。普段の学校はスポーツと勉強で目立のだが、いざ生活するとなると、家事が出来る子が一番目立つ訳で・・・合宿をした後に急に株が上がった女の子達がいたなあ・・・・。

* 体育祭の応援団の練習は夜の校庭で無言でやった。近所に迷惑がかからないように、動きだけを何度も何度も繰り返して音なしの練習をしたのだ。赤団も白団もお互いに秘密練習を色々なところでやった。練習することの大切さを子ども達は学んでいった。

* 警察に捕まったのは児童センターで合宿をした1年2組。夜に暑くて「たかやんプールで泳ごう!」とクラスの大半が賛成し、学校のプールに侵入した。すると近所の人が警察に通報して・・・・パトカーがやってきて、クラス全員が逮捕。僕は一番最後にプールから出たのだが、「担任の先生は誰だ?」という質問に誰も口を割らなかったらしい。若い巡査が交番に僕を連れて行こうとしたが、年配の巡査が「いい先生なんだね。子供たちが先生の名前をどうしても言わないんだ。」と分かってくれ、その場で全員無罪放免となった。

授業だけはちゃんとやってきたけど、こんなことばかりやっていたんだなあ俺は・・・続けていたら、今頃新聞に載っていたかも知れない・・・てへへへへ。  たかやん