7月21日 (金)  「たかやん議員日記」2006.第202弾! 

「たかやん議員日記」2006.第202弾!   7月21日(金)

出発
事件は空の一言で始まった。「はがいたい・・」『どこが痛いの?』「ここがいたい」と口の中を指す空。空には虫歯がないはずなのに・・・と思って、喉の奥を見ると・・・のどの周りが赤い。『ママ!これはお医者さんに行かないと駄目だ!』まだ荷物の準備もできていない状態だったのだが、兎に角医者に予約を入れて、僕らは必死になって動き始めた。
12時に出発しないと飛行機に間に合わない・・・・残った時間は2時間半。空を小児科に連れて行き、宅急便で荷物を送り・・・タクシーを呼んで・・・部屋を片付け・・・戸締りをして・・・
ところが小児科が混んでいて、なかなか順番が回ってこない。『事情を話して、何とか先に見てもらえるように頼んでみたら・・・』「わかった。頼んでみる」

11時10分、幸弘から電話がかかってきた。「もう札幌?」『いや、これから行くんだよ。』忙しくてバタバタしていたのだが、何故か幸弘の声を聞いていたら落ち着いた。何とかなるような気がしたのだ。

空達がお医者さんから帰ってきたのは11時55分だった。一時は僕一人で行くことも考えたが、僕らは無事に出発することができた。

電車
空は大好きな電車に乗りご機嫌。靴を脱いで窓の外を眺める。池袋で乗り換えて、品川へ・・・品川でまた乗り換えて、やっと羽田に・・・その間、ずっと楽しそうだった。

発券機
初めてクレジットカードでチケットを買ったので、搭乗券をどうやって買ったらいいか分からなかった。最初は自分ひとりでやってみたのだが、どうもうまくいかず・・・ANAの人に聞いて、無事に搭乗券を買うことができた。手荷物を預け、軽い昼ごはんを食べて飛行機に乗った。

怖いから寝る
飛行機が動き始めて、離陸してすぐ・・・・空は「怖いから寝る」と言って、本当に目を閉じてしまった。思ったよりも高いところを飛んでいると気づいたのかも知れない。僕は本を読み、空は僕に抱かれてずっと眠っていた。

山の手
路加子さんが円山公園のバス停まで迎えに来てくれた。バスの中で少しぐずっていた空は「おばちゃん」に会ってご機嫌。山の手の路加子さんの家に着くと、2階の窓から茂男君が手を振って、僕らを笑顔で迎えてくれた。茂男君は北大テニス部の1年後輩。卒業して以来の30年振りの再会だったのだが、顔は昔のまんまだった。

マジック
H家にはマジックという黒くて大きなラブラドール・リトリーバーがいて、空は大興奮。「わんちゃんのところへいく」とマジックを追い掛け回していた。

秘書
びっくりしたのは茂男君が昔、参議院議員の秘書をしていたということ。永田町に5年もいたらしい。首相官邸にも何度も行ったことがあるといっていた。話しは盛り上がりかけていたところで、空が「パパとねる」と呼びにきて・・・・僕は空に「クリスマスキャロル」の絵本を読みながら、空を寝かしつけたのだった。       たかやん