7月6日 (木)  「たかやん議員日記」2006.第187弾!

「たかやん議員日記」2006.第187弾!  7月6日(木)

嬉しい便り
先日の議員日記にあった「おんぶ宿題」をもらいました!!子ども達は大喜びでした。家族にも好評だったようです。学級通信に載せましたので読んでください。

「せんせい、あのね、きのうわたしはおかあさんにおんぶしてもらってうれしかったです。」
「せんせい、あのね、きのうおにいちゃんにおんぶをしてもらったよ。」
「せんせい、あのね、きのううちのみんなにおんぶしてもらったよ。たのしかったよ。」

「20才になってもおんぶさせてください」父より
「少しは大きくなりました」兄より
「1分しかできませんでした。残念。」ばあちゃんより
「とても重くてつかれました」じいちゃんより
「○○○のからだは、あたたかくいいあせをかきました」母より

こんな手紙が新座市内の先生から届いた。僕の議員日記を先生達も読んでいてくれたのだ。それも嬉しかったが、「おんぶ宿題」を実践してくれたことがもっと嬉しかった。川越の友達もきっと喜んでくれるだろう。新座の学校にどんどん広まるといいなあ・・・・。

『一生懸命』幻の学級通信第11弾! 3の2(二中) 1997.4.21から

亮に負けた・・・
邑亮は六中のテニス部キャプテン。そう君たちと同じ歳だ。彼の心臓に異常が発見されたのが小学校5年。「一切の運動をやめさせてください」と医者に言われ、僕は悲しくて、可哀そうで、清瀬の小児病院の駐車場で一人声を上げて泣いた・・・。何回も病院をかえて、やっと日大病院で「体育の授業程度の運動なら・・・」と許可をもらい。彼は「死んでもいい。テニスをしたい。」と六中のテニス部に入ってきた。自覚症状が出ると10年生きられる確率が50%しかない病気を背負って彼は生きている。その亮に昨日初めてシングルで負けた。お互いにマッチポイント何度かしのぎながら、結局タイブレークの5−7で負けた・・・。
亮が入部してから、六中のテニス部の3キロのランニングは無くなった。苦しいトレーニングも無くなった。練習はどんなに長くても3分まで。3分やったら最低3分は休む。そんな練習でも亮は1年生でレギュラーになり、全国大会でも関東大会でも優勝した。(他のメンバーが良かったから・・運のいい奴だ)そう思っていたが、昨日はもの凄い集中力で僕を倒しにきて、そして実力で勝っていった。県でベスト8の高校生でも僕に負けるのに・・・。まあ昔と違って、月曜から金曜まではサッカーをやっているから、力が落ちているかも知れないが・・・・。すっごくうれしいのと、すっごくふがいないのと、恐いのと・・・複雑な気持ちだった。亮を強くすることが、亮を殺すことになるかも知れない。だけど心を殺してしまうことが一番恐い。そんなことを考えながら、僕も亮と一緒に生きている。

議員日記がいつの間にか学級通信になってしまっている。でも読み始めるとなかなか止まらない。どのクラスにもたくさんの思いでがある。忘れていることもたくさんある。自分の書いた文章なのに、読んで泣くこともある。21年間で僕の書いた学級通信は3000以上・・・少しずつどこかに記録しておこうという意識があるのかも知れない。昔から家族のことなんかもよく書いていたんだなあ・・・亮もきっといつかこの通信を読むことがあるだろう。 たかやん