8月13日 (日)  「たかやん議員日記」2006.第225弾! 

「たかやん議員日記」2006.第225弾!   8月13日(日)

57歳
今日も幼児から57歳までのテニスで一日が始まった。子ども達にテニスを教えるのは勿論楽しいのだが、57歳の生徒(塾の教え子のお母さん)に教えるのも面白い。不思議なことにどんどん彼女のテニスが進化しているのだ。テニスを始めた時期がおそいということもあるのだろうが、“大人のテニスはなかなか変わらない。”そういう定説が覆っていくのを見るのは楽しい。子ども達の可能性は確かに凄い。だけど半世紀生きた人間だって、まだまだ可能性がある。そういうことを彼女は僕に教えてくれている。テニスは楽しい・・・・57歳でもまるで中学校1年生のような瞳をみることができるから・・・。僕のテニスももしかしたら、まだまだこれからなのかも知れない。

靖国
8月15日に小泉純一郎が靖国に行くかどうかが話題になっている。彼は行くだろう・・・行きたければ行けばいい。僕はそう思う。国民の半数以上が反対している行動を無理やりすれば、自民党の時代が終わる日が近づくから。悪法も無理やり通せばいい。消費税もどんどん上げればいい・・・・・。

韓国や中国を無視したければ、すればいい。必ずしっぺ返しがくるだろう。「隣人を好きになるには時間がかかるが、嫌いになるのは実に簡単なことなのだ。」

日中戦争
NHKスペシャル?を見た。盧溝橋事件の真相がよく分かった。そして南京大虐殺。12月南京。日本軍の南京入城を前に、蒋介石の国民党軍の兵士達は武器を捨て、軍服を脱いで逃亡した。そのために、数え切れないくらいの男達が捕らえられ、殺されていった。ある兵隊は「若者を捕獲して、揚子江に連行して銃殺した。」と語っていた。捕虜として捕らえられた中国兵を連行し、殲滅せよ。という当時の陸軍の命令の記録もあった。川に飛び込んだ中国人を狙撃したという記録もある。勿論殺されたのは男達だけではなかった。歩兵第七連隊だけでも掃討(殺した人)の数は6670人と記録されている。

「私は屈服して滅亡するより、抵抗して死ぬことを選ぶ。」と言ったのは蒋介石。南京駐在の外国人、ジョン・マギーのフィルムには日本軍が何千人もの民間人を機関銃・ライフル・手榴弾で殺害した様子が映っている。あの戦争で死んだ日本人は310万人。中国人は1000万人以上・・・アメリカに虐殺された日本人もいれば、日本の軍隊に殺された日本の民間人もいた。共産党と国民党の殺し合いもあっただろうが、日本軍に殺された中国の民間人の数も、数えきれないのだ。「南京大虐殺」は世界中が知っている事実だったのだ。殺された数は分からない・・・確かなのは、分からないくらい殺したということだ。戦争はそういうものなのだ。相手を殺して、勲章をもらう。軍人だろうが、民間人だろうが、病人だろうが、子どもだろうが・・・人を殺すことが仕事になり、どんどん感覚が麻痺していく。みんな狂って、みんなが「精神病」になってしまう。それが戦争だ。「広島」や「長崎」、「沖縄」を忘れてはいけないように、「アウシュビッツ」や「南京」や「ソンミ」も忘れてはいけないのだ。    たかやん