8月21日 (月)  「たかやん議員日記」2006.第233弾!

「たかやん議員日記」2006.第233弾!  8月21日(月)

5時
早起きは気持ちがいい。世の中は静かだし、頭の中がどんよりしていないから、考え事もうまく処理されていく気がする。そして何より、一日の時間が長く感じられるのがいい。やりたいこと、やらなくてはいけないことが山ほどある。今朝も9月議会の一般質問の内容を考えていた。一日は長い方がいい。

毎日の法則
一日が長いと、たくさんのことを毎日続けることができる。ピアノも二桁の九九も英会話もハングルも・・・本も沢山読めるし、絵本を読む時間もできる。反対にそれを妨げるのがテレビとアルコール。テレビを見ていると、エネルギーがどんどん減っていくのがわかる。同じくらいに時間もどんどん減ってしまう・・。アルコールを飲むと楽しい気分になるけれど、ある限界(僕の場合それがまたすごく少量で・・)を超えると、何もできなくなり・・・寝てしまう。結局時間が無くなって・・・・。子供たちが勉強できるのはアルコールの習慣がないからかも知れないなどと思ってしまう。

ゼンリン
選挙にはゼンリンの地図が必需品だということを、僕はついこの間まで知らなかった。確かにゼンリンの地図を見ると、一軒、一軒の名前が載っていて選挙には役に立ちそうである。ところが字が小さいのだ。目のトレーニングをして調子のいいときは全部読めるのだが、疲れていたり、暗い場所だと番地が読み取れなかったりする。今日は少しだけ地図と格闘してみた。こういうのを老眼というのかも知れない。

抱っこ
空はママに怒られると、直ぐに「だっちゅ」と抱っこを要求してくる。眠りたくて、眠れない時も「だっちゅ」と僕に飛びついてくる。少し面倒臭いと思うこともあるけど、遠くに離れ離れになった時「今、一番したいことは?」と聞かれたら・・間違いなく『空を抱きしめたい・・・』と言うと思うから・・・疲れていても、眠くても、仕事の邪魔をされても・・抱っこをしていると幸せを感じる。そして抱っこをしていると、自分の小さい頃を思い出すのだ。自分と死んだ父さんがダブって感じることがあって、また幸せな気持ちになれるのだ。

靴下
亮と二人暮らしの時、よく「靴下を脱ぎっぱなしにするな!」と怒っていた。炊事も洗濯も掃除も全て一人でやっていた時代だったので、せめて靴下くらい・・・とよく怒った。ところが中二の冬に亮がニューヨークへ3週間ほど行ったとき・・・成田から帰って来ると、亮の靴下がポンと置いてあって・・・その靴下を見た瞬間、泣きそうになった。怒れる相手がいるということは幸せなことなのだ。その時、亮の存在の大きさを改めて感じた。親は子どもの面倒をみてあげているのではなくて、実は面倒を見させてもらっている。その時、僕はそう思ったのだった。

無理難題
学校の先生に親が色々と「無理難題」を言ってくる。という話をテレビでしていた。それが原因で先生が「心の病気」になってしまうのだそうだ。例えば、「旅行へ行くので、子どもを先生の家で預かってください。」とか「早起きできないので、家に来て起してください」とか「親同士が仲が悪いので、別のクラスにしてください」とか・・・確かに非常識だし、無理難題だが、そのどれも、僕自身は経験している。ただ、それが元でノイローゼになったことはない。両親が長期の海外出張の時に我が家で預かり、我が家から受験に出かけた教え子もいた。そういう子達は我が家の子達と兄弟のような関係になっていく・・・だからちっとも嫌ではなかった。朝、どうしても起きられなかったり、学校に行けない子達も我が家で預かった。まるでスパルタの合宿なので、あっという間に「早起きするから、家に帰して!」となるので、それも辛くはなかった。流石に親同士が仲が悪いという時は、どうすることもできなかったが・・・・一番困ったのは、九州の知らない母親から電話があって、うちの子を暫く預かってください。ときたときだ。その時は悩んだ末断ったのだが・・・。
出来ないことは出来ないといえばいいのだし、やれることはやってあげればいいのだと思う。勿論、やれてもやるべきではないと判断したら、やらなければいい。そんなに固く考えないで、楽しんで対応できるといいのだが・・・・・。非常識な親は確かにいるのだから、そういう時は相手が大人だなどと決して思わないようにすることだ。それこそ自分の信念を貫いて主張するいい機会だと思う。

親から無理難題、管理職からも無理難題・・・これは本当にキツイわなあ・・・。たかやん