8月23日 (水)  「たかやん議員日記」2006.第235弾! 

「たかやん議員日記」2006.第235弾!  8月23日(水)

46日
第24回埼玉県消防操法大会に出場する為に、新座市第三分団が練習した日数は46日。4月から今日までの4ヶ月で46回練習したというのだから凄い。みんな仕事を持っている人たちで、夜の7時から10時くらいまで毎回3時間のトレーニングをしたのだそうだ。合計138時間の練習をしたことになる・・・・

8時過ぎにバスは市役所の第二駐車場を出発した。道路がかなり渋滞していて、鴻巣の消防学校?に到着したのは10時前。その会場では埼玉の代表の気合の入った掛け声が響いていた。

テントに入っていても面白くはないので、第三分団が集合している場所に移動した。そこには知っている顔が10人以上はいて・・・・話が弾んだ。今日の僕は写真班。大会出場前の緊張した団員達の表情を撮れたらと思って、カメラを向けた。

本番前の彼らの動きに驚いた。何度も何度も同じ動作を繰り返し、精神を集中し、そして体を動かす・・・まるで体育祭の応援団が出場を待っている時の雰囲気だ。そして全国大会の前に子ども達がウォームアップするときと同じ雰囲気が伝わってきた。

11時半。本番は感動した。彼らの走るスピードは全消防団の中で群を抜いて速かったのだ。動作もキビキビしていて、まるで甲子園の決勝の9回の攻防を見ているような気持ちになった。残念ながら優勝して神戸へ行くことはできなかったけれど、僕は彼らの必死な顔を見て、子どものような真剣な瞳を見て、本当に感動したのだった。ありがとう第三分団!そして本当にお疲れ様。

地域社会
たくさんの消防団をみて思ったことは、昔からの地域の団結というか、結びつきというか・・・古きよき時代の大切なものが残っているということ。学校以外で、地域の先輩、後輩、本当の仲間たちができる場所は、他には見当たらない。それぞれの消防団は地域の大応援団を引き連れての登場・・・まるで「橋の無い川」の1シーンのようだった。地元の誇り、地元の絆をかけての競技。大人達が勝って泣いて、負けて泣いて・・・やっぱり学校のようだ。
今日は本当にいいものを見せてもらった。『なんか俺本当に感動しちゃった!』と僕。「そうですよね。凄かったですよね。」とよしのり。帰りはよしのりの車の中で、どっぷり消防団と教育を語りながら帰った。あっという間に市役所に到着したのだった。たかやん