8月29日 (火)  「たかやん議員日記」2006.第241弾! 

「たかやん議員日記」2006.第241弾!   8月29日(火)

議運
今朝は議運(議会運営委員会)でスタートした。9月議会の議案の説明に市長、部長2名が参加しての議運だった。住民基本台帳の問題で、星川さんと市長がやりあうシーンがあった以外は、会議は順調に進んでいった。市長の説明の後は決算の資料について。必要な資料と不必要な資料、新たに加えて欲しい資料などをみんなで出し合った。

9月議会の一般質問は次の通り。 
1.教育問題
新座の小中学生の学力向上の為に具体的にどういう努力をしていますか。中体連の試合を休日開催にするなど、授業時間の確保にも努力すべきではありませんか。自習時間の実態は把握していますか。中学校の50分授業を45分授業、40分授業にするなどして、授業時間数を増やす工夫をしてはどうでしょう。また入学式・卒業式は休日に行うべきだと思いますが、いかがですか。教職員の心の病気が問題になっていますが、新座市の実態はどうですか。
(過去3年間の小中学校の学力テストの結果、昨年度、市の小・中体連の試合でカットされた授業時間数と実際には自習になっている授業時間数。過去5年間で心の病気の為に休職あるいは退職した教職員数。年休の実態が分かるもの。)

1の教育問題はこどもを公立の学校に通わせている親の切実な問題だと思う。中学校の年間標準授業数は1050時間から980時間になった。その数字は上回っていると言うものの、「自習時間」は「授業時間」とカウントされているから、実際に授業をしている時間は大幅に下回っているのだ。土日が休みになったのだから、大会を休日に行うことなど当然のことなのに、(関東の他の都県はとっくに土日開催が原則)埼玉だけ遅れているのだ。だからせめて市の大会くらいそうしましょうよ。そういう提案だ。近隣の都県では2学期のスタートも8月の25日や28日という時代、埼玉・・・いや新座市だけでも置いてけぼりを食わないようにしたいものだ。
授業時間数は授業の1コマの時間を短くすることで、簡単に増やすことができる。現に午後に保護者会などがあるときは、50分授業を40分授業にしている。今の子ども達は50分という授業の長さは長すぎると感じている教師は多い。集中できる時間が短くなってきているのだ。ダラダラ長くやるよりは短くても集中してやった方がいいのは当たり前のこと。僕は30分授業だって成立すると思っている。小学校では1年生も6年生も同じ授業時間。これだって無理がないとは言えない。
入学式・卒業式は休日に・・・これも保護者の立場からいうと当たり前のことである。僕達議員も休日なら卒業式に出席できる。3月議会のある3月の平日では、流石にどうしようもない・・・。挨拶が長くなるから、その方が都合がいいのかも知れないが・・。僕はただ参加して子ども達の顔が見たいだけ。校歌を一緒に思い切り歌いたいだけ。そして3年生の担任が卒業生達が泣くのを見たいだけだ。高校入試が終わったら、もう早く卒業していって、ということはないだろう。3年生の担任は卒業式の後は授業もなく暇。(ある人もいるが・・・)数日卒業式を延ばすくらいできるはずだ。
先生達の心の病気が大問題になっている。全国ではおよそ6500人の先生達が病欠しており、そのうちのおよそ3500人は精神的なものなのだそうだ。それだけ今の学校は先生にとっても苦しい場所になっている。僕が知っているだけでも、かなりの人たちが心の病気の為に辞めたり、休んだりしている。その一歩手前の人たちも多いはずだ。
学校は子供たちが主役だが、その主役を生かすのは先生なのだ。先生が元気じゃないと、子ども達は元気になれない。今回の質問の1はこんなところ。その2の財政問題、その3の環境問題は明日の日記で・・・    たかやん