9月12日 (火)  「たかやん議員日記」2006.第255弾!  9月12日(火)

「たかやん議員日記」2006.第255弾!  9月12日(火)


今日の夢も学校の夢。僕は臨時採用なのに遅刻をしてしまう・・・というまずい展開だった。管理職のところに行くと・・・全然知らない人で・・・何故か代議士の佐藤ゆかりさん?が同僚として助けてくれた。全然興味がないのに不思議だなあ・・・・。

体型
毎朝のトレーニング効果は体型にもでてきている。大分お腹周りが減ったのだ。面白いもので効果がでてくると、更にやる気になる。最初はちょっと辛いが、習慣になってくると楽しくなってくる・・・子ども達の勉強と同じだ。

結論
今日の総務常任委員会は議案の結論。4つの条例や補正予算の賛否と、17年度決算の認否が行われた。僕はまず「新座市憲章条例」に反対した。理由は2年半の努力を否定はしないが、市の最高規範とするには論議が不十分で、市民と市議会と市が協働するということが目的なら、内容にも不満があるというもの。もっとみんなが納得するものを作りたいと思ったのだ。結論を出す前に「刷新の会」の田中委員が「会派の意向として、継続するべきだ」と発言。「共産党」の朝賀委員、そして「語る会」の邑がそれに続いて、継続すべき!と主張したが、公明党の長老古沢委員の「もう2年半もやったんだから・・・」という一言に最大会派「政和会」が賛同し、結論を出すことになった。(結局多数決なのだ)この議案には共産党の朝賀委員が退席、僕が反対。後の委員は全員賛成だった。僕はこの条例案ができるまでは積極的に関わることがなく、勉強も殆どしてなくて恥ずかしいと思っている。でも勉強をしていくうちにこの条例案ではまずい・・・そう思うようになったのだ。
僕は結局4つの条例の二つに賛成、二つに反対をした。

国民健康保険
国保料を払えない人が増えている。払わない人もいるだろうが、払えない人が多いと僕は思う。国が決めたことだからといって、地方がそれに追従していたら、庶民は干上がってしまう。「都(みやこ)からの命令だ」と代官が庶民から年貢の取り立てを厳しくしていく。都の財政が苦しいから、代官の財政のことなど気にもせず、勿論庶民のことなど気にもかけない・・・都(みやこ)の役人の無駄遣いに口に出させないように、“払わない奴がいるから苦しくなるんだ”と払っている庶民の攻撃先を払えない人たちに向けさせようとしている・・・・そんな気がしてならない。確かにみんなが払えば国保は持ち直す。だけど払いたくても、払えない人たちもたくさんいるのだ。払えない人たちの中には医療を受けられない人たちも沢山でてくるだろう。市からでた資料を見ていて、そう思った。

17年度一般会計決算
経常収支比率も実質債務残高比率も17年度だけで出てきた数字ではない。過去の積み重ねが今のひどい数字を生み出したのだと思う。この二つの数字は、朝霞、志木、和光の4市で比較すると新座市だけが突出している。長年予算に賛成、決算を承認してきた議会にも責任はあるのだ。勿論2年間反対できなかった僕自身にも・・・。
「大きくなったら使うのだから、お前達が払うんだよ」と子どもに借金を残していく親がいるだろうか。「やがて孫も使うものだから・・・」と生まれてきてもいない孫に借金を残していくじいちゃん、ばあちゃんがいるだろうか。そりゃあ、インフラの整備で借金をすることはあるだろう。でも必要以上の整備や無理な同時展開で借金を増やすのは間違いだ。僕は17年度一般会計決算をそういう意味で「認定」しなかった。

神さん
一日かかった委員会が終わって・・・財政部に資料をもらいにいくと・・・「神宮司先生」の名前がでてきた。『僕にとって神さんはお母さんみたいな存在です。』というと「本当にいい先生でした」と笑顔のHさん。僕にとって神さんは本当にお母さんみたいな人だ。中村敞一郎、山口常義、大矢桂三、甲神嵒、木下保則、川島勝治、宮下博子・・・・僕に影響を与えた人はたくさんいるが、神宮司久子ほど僕が愛した先生はいない。「あたしゃ学校が好きなんだよ」といつも最後まで職員室に残っていた神さん。「あたしゃあんたみたいに勉強を教えられないからね、子供たちと一緒に勉強するんだ。」と放課後の1組の教室で孫のような子供たちと一緒に勉強していた神さん。「あんたたちがいなくなったら、あたしゃどうしたらいいんだい・・・」と僕らが五中を去るときに、体育館の階段で泣いていた神さん。ピアノを打楽器のように弾いていても、1000人の五中生に大声で校歌を歌わせていた神さん。「あんたはいい声しているねえ・・」神さんにそういわれたことで、僕は今でも歌を歌っている。長い一日だったが、「神宮司先生」という言葉が僕の心を軽くしてくれた。ありがとね、神さん! 近いうちにまた電話するからね! たかやん