9月20日 (水)  「たかやん議員日記」2006.第263弾!  9月20日(水)

「たかやん議員日記」2006.第263弾!  9月20日(水)

一番乗り
今日は一般質問があるので、勿論一番乗り。8時半前には市役所に着いた。受付の人とも顔なじみになり、「おはようございまーす!」と笑顔で挨拶。笑顔の挨拶ほど気持ちのいいものはない・・・・。

コーヒーを入れて、トレーニング開始。最近腿上げダッシュを取り入れたので、最後の方では貧血状態になり、汗びっしょり・・・。掃除のおばさんに見つかり、「元気ねえ。病気したことないでしょ?」と笑顔で言われてしまった。「そうですねえ・・・余り寝込まないかも・・」と笑顔でこたえる。朝から沢山の笑顔に会えてうれしい。

一般質問
笠原さんの迫力のある質問が終わり、善保の笑いのある質問が終わり、いよいよ僕の番がまわってきた。議長に指名される前に演台の水を飲むと・・・「指名される前だから、一杯100円」とからかわれる。

財政の質問は市長にかるーくいなされた。もの凄く大切なことなのに、どうも市長の答弁を聞いていると・・・「健ちゃんペース」になってしまう自分がいる。12月議会ではもう少しまともにやりあえるように、もっと、もっと勉強をしよう。

環境問題はそれなりに理解しているというような答弁だった。黒目川の清流も花で飾られた街並みも新座市にとっては大きな財産になるという認識は市長と同じだ。

教育問題・・・質問をしていて、答弁を聞いていて、本当に財政よりも危機的な状況にあるのではないか、と不安になった。今回の質問は喧嘩をふっかけたような質問ではない。殆どが提案型の質問だったのだ。教育長も2回目の答弁で、まだ慣れていなかったのかも知れないが、質問と答弁が食い違いすぎだったと思う。

僕は市教委と協力して、新座の学校をよくしたい。本気でそう思っている。市教委を攻撃する気はサラサラないのだ。新座の小中学校の学力低下の問題は切実だ。嘗て埼玉県でトップにいた新座の教育が、これほど落ちているとは・・・・。市教委の見ている方向が子ども達の方向なら、必ず一致するところがあるはずだ。

どんなにスポーツが強くても、勉強ができなければ評価はされない。それが学校というものだ。僕らがいた頃の五中は県のトップで、埼大付属といい勝負だった。僕は全てのテストを子供たちと一緒に受けたけど、僕が勝てない子達がいた。六中のテニス部だって、一番練習した代の子達は関東で優勝し、全国で3位だったけど、学年で1,2番はテニス部の子達だったし、半数以上の子達が5教科で400点は越えていた。あれだけ朝練をし、夜まで練習したのに。彼らは浦和や川越に行き、東大にも早稲田にも入った。だから親からも地域からも認めてもらえていたのだと思う。なんだかんだ言っても、学校は勉強ができなくては評価はされないのだ。僕はそう思う。

刷新の会控え室で
市議会便りに何を載せるかで少し悩んだ。財政か?それとも教育・・・うーん、黒目川も大事だぞ・・。そこで刷新の会の控え室へ。「うす。ねえ、どの質問がよかった?」と聞くと、大佑が「今日の質問、本当によかったっすよ。初めてよかったと思いました。」と偉そうに言う。「あのなあ・・・」
すると文さんも「40分授業に俺は賛成だよ。市長もうんうん頷いていたよ。」幸弘も「いやあ、よかったんじゃない・・」よっちゃんも「やっぱり教育問題でしょ・・・」とみんな教育問題がよかった!と言ってくれたので、今回の議会便りは「教育問題」になった。
僕が教育問題で提案したことは、お金のかかることは何ひとつない。時間割も大会も自習のカウントも、卒業式のことも予算はゼロでできることだ。埼玉県が時代遅れだからといって、それに新座市が付き合うことはない。文部科学省も認めているのだ。堂々と新座市の色を出せばいい。中体連に気を使うことはない。中体連の先生達だって、みんな学校の先生なのだ。学力向上の為なら、事業時間を確保する。当たり前のことなのだから、きっと協力してくれるはずだ。     

水道道路で・・
暗くなった遊歩道を自転車で入っていると、向こうからも自転車が・・・「おっと、ごめんね。大丈夫?」少し接触してしまった。その男の子は「大丈夫!」と笑顔で走り去った。少しすると向こうからまた親子連れが・・・今度も正面衝突しそうになって・・・「おっとっと、お先にどうぞ!」というと、男の子「ありがとう」。お母さんも「どうもすみません、ありがとうございます!」と笑顔で言ってくれた。そして今度は中学生二人組みを追い越そうとすると、彼らは突然左折。直進していた僕とガシャッ・・・「おっととと・・大丈夫?」ところが中学生は「・・・・・」無言なのだ。(この馬鹿タレが!)と怒ろうという意識があったが、(待て待て、俺はもう六中の教師じゃあない)何も言わずにそのまま走った。こういう瞬間の言葉って、学校が教えるものじゃあないから、やっぱり家庭の問題なんだろうなあと思った。だけど世間の人は六中のジャージを着ていたら、六中生は!と思うのだよなあ・・・。学校も大変だわ・・。そんなことを考えた、今日の水道道路だった。      たかやん