9月22日 (金)  「たかやん議員日記」2006.第265弾!  9月22日(金)

「たかやん議員日記」2006.第265弾!  9月22日(金)

君が代
東京地裁の判決が出た。当たり前のことだと思う。学校で歌が強制されていい訳がない。子ども達の未来のために、勇気をもって「起立」しなかった先生達に拍手を送りたい。歌というものは強制されて歌うものではない。そして歌わないことを強制されるものでもない。みんなと同じが正しい・・・そんな人間を作らない為に先生達は起立しなかったのだろう。大体、君が代の君が自分たちの君だとしたら、それで罰せられるだろうか・・・「君が代の君は、天皇なのだ。だから立つんだ!」と堂々を言えばいい。歌の後ろには天皇がいる。日の丸の後ろには天皇がいる。(そして天皇の後ろには・・・)それでいいではないか。後ろに誰もいない国旗に向って、敬礼をする方がおかしい。あんなベニア板の国旗に敬意を表せ、というほうがどうかしている。どうせやるなら旗くらい作れよ!といいたくなる。
愛国心をそんなものではかれるわけがない。現実に「国旗・国歌」と主張している政治家達は、平気で日本の富をアメリカに流し込んでいる。国と地方で総額1000兆円を越える借金を抱えている国が、どうして一年間に32兆円の米国債を買わなきゃいかんのだ・・・。アメリカはその金を戦争に使っているというのに・・・。愛国心が本当にあるのなら、日本の金は日本に投資するはずだ。1995年の「年次改革要望書」の中で、アメリカは郵政民営化の要望を盛り込んでいる。アメリカは最初から350兆円の郵政資金を狙っていたのだ。森、そして小泉・・・本当に最低の総理大臣だったと思う。

自治憲章条例
今日の議会はなかなか白熱して面白かった。僕が委員会で原案反対をした理由は、「市政の最高規範というのなら、不十分な点がたくさんある。まだまだ意見のキャッチボールが足りない」と思ったから。中間報告の案のほうがよかったとも思った。要するに形だけの「自治基本条例」になってしまったと感じたのだ。今日は共産党の笠原さんが修正案を出し、色々な人が質問に立った。平松、星川、田中そして邑と質問が続き、討論へ。討論では公明党の白井議員が原案に賛成討論。星川さんが原案にも修正案にも反対討論。僕が修正案に賛成討論、並木平八議員が原案賛成討論、朝賀議員が修正案に賛成討論、三村議員が原案に賛成討論、田中議員が原案に賛成討論。と今までにない大討論大会になった訳で・・・僕は笠原さんの質問に対する答えに納得して修正案に賛成した。勿論、修正案は否決され、原案可決で幕を閉じたのだった。
意見は違ったけれど、僕は三村議員の討論が気に入った。多分、原稿など用意していなくて、自分の意見をそのまま演台で言ったのだと思う。気持ちが乗っていて、とてもいい討論だった。

次の「新座市手続き等における情報通信の技術の利用に関する条例」では笠原議員が原案に反対討論をし、僕が原案に賛成討論をして真っ向勝負。そんなことがあると思えば、「国民健康保険条例の一部を改正する条例」では僕の反対討論に対して、星川議員が賛成討論をするなど、訳の分からない構図になったのだった。

兎に角今日は前に出て話すことが多く、議長に「今日はよく来るね」と笑われたのだった。実は朝から頭痛がひどく、後半戦は体力も無くなって・・・最後の方は大人しくしていたのだが・・・。

平野議員、小池議員の珍しい賛成討論も聞けたし、中田議員の退席も見られたし・・・今日はどの会派も大活躍だった。議会は発言するところ。こうでなくっちゃ!

9月22日は兄貴の誕生日。さっき電話したら喜んでいた。兄貴がもう55歳。「四捨五入したら60じゃないか!」「そうだよ」三人兄弟がいつまで元気でいられるか・・・頑張らないと。

明日は新堀の塾で定例の「語る会」が18時からあります。自分で食べたいもの、飲みたいものを持参して、気楽に参加してください。内容は「教育と愛と財政を語る」です。  たかやん