1月22日 (月)  「たかやん議員日記」2007.第22弾!  1月22日(月)

「たかやん議員日記」2007.第22弾!  1月22日(月)

誕生日
今日は娘の雪の誕生日。雪は何歳になるのだろう・・・28歳だと思うが・・・・。
雪は雪の降る日に生まれた。その時、僕は五中で授業をしていて、立ち会ってはいない。僕は女の子だと思っていたので、雪という名前しか考えていなかった。男三人兄弟で育った僕は、どうしても女の子が欲しかったのだ。

雪を背負って、僕はよく400ccのバイクに乗った。雪はバイクが好きで、いつもご機嫌だった。バイクに揺られると、いつもぐっすり眠る子だった。バイクの後ろに乗っていたせいで、スピードには滅法強い。スキーをやらせても、ビュンビュン飛ばす子だった。

雪は僕の遺伝子が原因で、生まれつき目が弱い。順天堂病院に連れて行くと、小さい目の中に器具をいれられ、検査をされた。痛がる雪を見て、僕は泣いた。自分が代わってあげられたら・・・・そう思った。雪は僕の命そのものだった。小さい雪は僕の命だった。
その雪が、もう直ぐ28歳。お母さんになって、一生懸命生きている。僕はそんな娘の雪を誇りに思う。

父さん
僕以上に雪を可愛がったのが、死んだ父さんである。兎に角怒ることを忘れてしまったのかと思うくらい、雪のことを可愛がった。愛情というのは不思議なもので、小さい子にも通じるものなのだ。父さんが死ぬ時、お祖母ちゃんが「新太郎!」と言っても、母さんが「お父さん!」と言っても、兄貴達が「お父さん!」と言っても、全く反応しなかった父さんが、「父さん、雪だよ!」というと、父さんは起き上がって、雪を抱きしめたのだ。そして一筋の涙を流して、二度と目を覚まさなかった。それ程、父さんは雪のことを愛してくれていた。
雪は父さんが死ぬと、「じいちゃんと一緒に寝る」ときかなかったし、死んで1年以上「じいちゃん」という単語を忘れてしまった。まだ2歳の子どもにも、父さんの愛情は通じていたのだと思う。

600m
昨日は幼稚園のマラソン大会。親の部は600m走らしい。今らか走っておかないと、若い親には勝てないから・・・・・練習をしないと。雪が幼稚園の時は、スーパースターだった。雪がそれを覚えているかもわからないし、空の記憶に残るかどうかはわからないけれど、練習して入賞できるくらいまでにはなりたい。
たかやん