1月6日 (土)  「たかやん議員日記」2007.第6弾!   1月6日(土)

「たかやん議員日記」2007.第6弾!   1月6日(土)


今日は朝から大雨で・・・のんびりしていた。庭の花たちを家の中に避難させると、空が喜んでいた。こどもは、少しの変化が楽しいのだ。それを見ている大人も楽しいのだが・・・。

予備校生の頃
20歳の女性が浪人の兄に殺されて、バラバラにされるという事件が起きた。浪人している兄と短大に通っている妹。二人の間に何があったのかは分からないし、妹をバラバラにすることなど理解しようがないが、浪人している子ども達の焦りや不安は分かる気がする。

僕にも浪人という時代があった。直ぐ上の兄貴は二浪していたから、現役の時は二人一緒に受験。その時の気持ちは「とにかく兄貴に受かって欲しい。自分は落ちてもOKだから・・」というものだった。実力的にも僕が合格することはありえなかったのだが、とにかく兄貴の合格を家中で待ち望んでいたのだ。

浪人していた時は、兄貴たちは大学生。高校の友達も仲のいい奴らはみな浪人だったから、ちっとも寂しくはなかった。世界史の参考書などは兄貴が使ってボロボロになったものを譲り受け、(さすがに凄いね)と二浪の兄を尊敬しながら、一緒になって勉強したこともあった。

最初の数ヶ月は家で毎日13時間勉強していた。予備校に通うお金は無かったし、基礎学力が無かったから、それくらいやらないとダメだったのだ。それでも友達とは交信していたし、寂しいと感じることはなかった。夏休み前頃から、石神井図書館で勉強するようになって、運動不足も解消。ついでに高校へいってテニスをするという健康的な浪人生活も送った。でも、不安はいつもあった。(来年も落ちたらどうしよう・・・)という不安である。しかも受けるのは国立だけ。自分の子どもが今、受験だったら「私立も受けておけば?」というだろうから、“不安”はいつも側にあった。

そういう不安が何年も続いて、身内の妹からきつい言葉を言われたら・・・そういう想像はできるのである。許せることではないが・・・・悲しい事件が続く。