2月17日 (土)  「たかやん議員日記」2007.第48弾!  2月17日(土)

「たかやん議員日記」2007.第48弾!  2月17日(土)

嬉しい電話
「たかやん!受かったよ!」9時半頃、東から電話があった。「本当?凄いね、東」「たかやんのお陰だよ。本当にありがとう、たかやん!」我が家はその報告に歓声に包まれた。みんなあずまを応援していたのだ。仕事が終わってから、バイクで塾に通っていた東。5時過ぎに起きて、頑張っていたあずま。37歳の東が、中学1年生の英語からスタートし、チンプンカンプンの三角関数と格闘しはじめて半年。「毎日の法則」と「魔法の言葉」そして「合格名刺」を信じての受験だった。専門学校と言っても、四年制大学は勿論、大学院を卒業した人たちも受験している超難関、倍率は17倍。偏差値は60を軽くこえるのだ・・・・。「ちょっと前までは偏差値65でした。」と東に聞いたのはつい最近。「嘘!」流石の僕も、ちょっと苦しいかなあ・・・と思っていたのだが・・・・
「毎日の法則」も「魔法の言葉」も父さんの「合格名刺」もちゃんと機能してくれた。あずま、おめでとう!そしてようこちゃん、おめでとう!4月から、本当の勉強が始まるね。“病気で苦しんでいる人の痛みを少しでもとりたい・・・”あずまを待っている人たちの為に、たくさん勉強してください。そして未来の君たちの家族の為に・・・。

8月
東は英語に苦しんでいた。I like play tennis. She like baseball.東は平気で、こんな英語を書いていた。9月、東の単語力が極端に弱いことを知った。Daughterという単語を彼は知らなかったのだから・・・。(中学2年から英語の勉強をしていないということを知ったのは最近のことだった)塾の卒業生に英単語の本を借りて、毎日MDで発音を繰り返しながら単語を覚え始めた。同時に文法も音声を使って暗記しはじめた。
10月、数学のチャート式の問題集が全く進まず、講義形式を取り入れた。仕事をやりながらの勉強、そして小中学生に混じっての勉強だった。時間が欲しくてしょうがなかった。
11月、社会人枠の選考試験に失敗。いよいよ苦しくなってきた。12月、仕事との両立に苦しむ東。毎日、小論文のお題を考えて、東はそれをなんとかこなすようになっていた。そして1月。月曜から金曜までは有給休暇を使って、土日は仕事をしていた東。朝から塾か我が家で勉強した東。2月10日、入試。「たかやん、駄目だった!難しかった」「5人のところに87人も受験していた。」「悔しい」「絶対来年も挑戦する」と言っていた東。あの8月から半年。あっという間だった。僕にとっても、塾の子ども達にとっても、東との時間は宝物のようだった。我が家に来た時は必ずお袋に声をかけ、空と遊び、そして僕とキャッチボールをしていた東。
沢山の教訓を東は僕らに残していってくれた。挑戦する37歳から学んだことは多い。ありがとう東。僕達も頑張るよ。
たかやん