3月17日 (土)  「たかやん議員日記」2007.第76弾!  3月17日(土)

「たかやん議員日記」2007.第76弾!  3月17日(土)

休日
何だか久し振りの休日という感じ・・・・夕方から塾で仕事だったが、それ以外は完全に自由時間。空と遊んだり、三人で買い物に行ったり・・・

議会報告
赤旗の日曜版にはいつものように「新座民報」が挟まっていた。工藤さんが辞めてから、陽子が頑張って編集しているらしい。議会の様子を一番早く市民に伝えているのだから、偉い。僕も負けずに発行しないと・・・・という訳で、今日は3月号の作成に取り掛かった。

一般質問
記憶の新しいうちに金曜日の一般質問の報告をしておこう。
まずは環境問題から。
「僕は観光都市新座構想には反対です。大反対です。理由は・・・市民が望んでいないからです。」僕はそう切り出した。観光という言葉に今、日本中がアレルギー反応を起している。観光という名のもとに、無駄な施設を造り、税金の無駄遣いをして、そして借金を増やしていく・・・日本全国で行われていることだ。須田市長の答弁はこうだった。「邑議員には是非賛成してもらいたい。私の言っている観光は、そういう観光ではないんです。新座市全体をフィールドミュージアムにするという、今までに無い、新しい形の観光なんです。」僕はそれに対して、「ミュージアムというのは博物館や美術館のことですよね。だったら、博物館や美術館がゴミだらけでいいんですか。ゴミを本気で拾ったり、ゴミ箱くらい置きましょうよ。」「緑とせせらぎの街を目指すのならば、林を大切にして、黒目川のゴミを本気で綺麗にしましょうよ」僕はそう言った。
新座市の公園のゴミ箱はどんどん撤去されている。ゴミ箱を置いておくと不法投棄が多いというのが理由だそうだ。僕はゴミ箱の大きさや置く場所によって、不法投棄は減らせると言った。そして一番嫌なのが、子ども達が公園にゴミを捨てていくことに慣れてしまうことなのだ。大人が煙草のポイ捨てをやめない限り、子どもたちはゴミを捨て続けるだろう。そして、そういう子達は大人になって、平気で煙草を道路に捨てていく・・・子どもは大人を見て育つのだ。
この件に関して、一つだけ収穫があった。それは「ボランティアにまかせてばかりいないで、市長が先頭に立って、黒目川ウォーキングをやりましょう。ゴミ袋を持って、歩きましょうよ。僕も一緒にやりますから・・・」という提案に「やりましょう!」と市長が答弁したこと。黒目川は新座市の宝だ。県の管轄だから・・・などと言っている場合ではない。
財政問題
都市計画道路の東久留米志木線と保谷朝霞線は両方とも必要ない。環境にも大マイナスだし、お金がかかりすぎる。無謀な道路建設をやめれば、公民館やコミセンを無料に戻せるではないか・・・そういう質問に、市長の答弁は・・・「東久留米志木線は無駄な道路ではありません。石神地区だけなんです。バスが入ってこれない地区は・・・・」僕はそれに対して「バスが入って来て欲しくない人もたくさんいますよ。」「栗原や野寺だってバスが入って来れないところはたくさんありますよ。そんなことより、栗原や野寺の市民は県道の歩道を整備して欲しいと思っているんです。県にお願いをするなら、そっちのほうが先でしょう。」
東久留米志木線にかかる費用はおよそ50億。今までにつぎ込んだ税金は国庫補助金が8億9400万。(はじめは12億と言っていたのに・・・もう2億以上違う。)一般財源・市債と合わせると19億9933万ということになる。簡単に言うと20億だ。そしてこれからつぎ込もうとしている血税は一般財源・市債合わせて30億5706万ということになる。公民館とコミセンを有料化して結果の市の収入は1618万だから、単純に計算しても189年は無料でやっていけそうだ。しかも20億の借金の利息は3億。つまり東久留米志木線は53億の道路ということになる。1440mの道路が53億ということは1m当たり368万円もする道路だという訳で・・・・こんな道路にお金をかけるから、学校はボロボロになっていくし、市の施設の修繕もできない訳で・・・・市民の税金の使い方が悪すぎると僕は思うのだ。この道路ができて得をする市民がいるだろか・・・・大もうけした一部の人以外は、環境悪化と借金で苦しむことになるのだ。こうして新座の財政はチャンスを一つ失った。リーダー、そして議会の責任は重い・・・・。たかやん