3月18日 (日)  「たかやん議員日記」2007.第77弾!  3月18日(日)

「たかやん議員日記」2007.第77弾!  3月18日(日)

事務所開き
午前10時からよしのり議員の事務所開きがあった。僕は例によってカメラを持って出かけた・・・。僕は民主党でもないし、思想的によしのり議員と近い訳ではない。ただ、彼の熱さが好きなのだ。教育問題を二人で語ると、本当に正反対の主張になったりもする。だけど、それがまたいいのだ。本気で子ども達のことを考えるとき、違う意見があるのは当たり前のことだ。要は本気かどうかということなんだと思う。いくら綺麗な言葉を並べても、本気でなかったら何も感じない。僕はよしのり議員の一ファンとして、事務所開きに参加したのだった。

臭い仲
僕がよしのり議員と初めて会ったのは、議会の前のトイレの中。彼は3000票以上取り、トップ当選した新人議員。僕は最下位にも入れなかった、落選議員候補。その二人がトイレの中で並んだ。すると、よしのり議員がジャージを着た、見知らぬおっさんの僕に「こんにちは!」と笑顔で声をかけてくれたのだ。僕はその笑顔の挨拶で彼のファンになってしまった。それから何度か彼と会ったが・・・いつも話を真剣に聞いてくれた訳で・・・

議会報告
印刷機を持っていない僕は、よしのり議員の事務所でいつも印刷をさせてもらっている。「たかやんの議会報告」は全てよしのり事務所で生まれたものと言ってもいいかも知れない。勿論、紙は自前だし、印刷のインク代は払ってはいるが・・・それでも、どれだけ助かったか分からない。だから、僕は今回の選挙で、出来る限りの応援をするのである。
因みに、今日民主党の議員は一人も来なかった。よしのりは組織ではなく、個人のつながりで戦うということだと思う。

一般質問のつづき
教職員の退職問題
新座市は教師の退職率が高い。この5年間で定年前に退職した教員は48名。そして学期半ばの中途で退職した教員が10名もいる。合計58名。昔は考えられなかったことで、新座の教育環境が子ども達だけではなく、先生達にとっても厳しいものであることをうかがわせる。
資料要求をして、「その資料から何を感じますか」という質問を教育長にしてみたのだが、その答弁は「勧奨退職制度ができてから、やめる人が増えたと思う。」という素っ気無いものだった。資料を見ると、小学校では学年主任をやっていた先生の退職が4割もいる。中間管理職の仕事の厳しさが分かるような気がする。学年の中心の先生達がどんどん抜けていくのだから、学校がおかしくなって当たり前だ。
一方で、中学校の定年前退職は1,2年の担任の先生が多く、3年生の担任を最後までやり通した先生に辞めた人はいない。また3年生の担任なのに、学期半ばで辞めた先生が、この2年間で3人もいる。僕は、そういうことに気付いて欲しかった。市教委で作成した資料なのだから・・・・・。
教育長の答弁は「よほどの理由があったのだろうが、本人の申し出があった以上、やめないでくれとは言えない」という実に人情味のないものだった。言葉の先に子ども達の姿が見えてこないのだ。3年生の子ども達の悲しい姿が教育長にも、校長にも見えていないのだ・・・・・。3年生の担任ができない状態の先生に、無理に担任を押し付けたということも考えられる。兎に角、子ども達が犠牲になってはいけない。本人が申し出たから・・・という理由で、3年生の担任を途中退職させることなど、僕らの常識では考えられない。「学校の常識は社会の非常識」と言われてもしょうがない。僕は資料を見ていたら、先生達の悲鳴が聞えてきた・・・・そして子ども達の悲鳴も・・・。パワハラの匂いを感じる。     たかやん