3月19日 (月)  「たかやん議員日記」2007.第78弾!  3月19日(月)

「たかやん議員日記」2007.第78弾!  3月19日(月)

ついてる!
今朝は早朝に来客があり、ゴミだしに手間取り・・・ダッシュで自転車をこいだ。9時10分過ぎ、市役所の2階にたどり着いたのだが・・・。まだ誰も着ていない。(お!久し振りの一番か?)と思ったのだが、この時間に、どうもおかしい。議会事務局へ行って、「今日ありますよね?」と聞くと、みんなが笑いながら「休会ですよ」という。「そんな馬鹿な。昨日大佑もあるって・・・確認したのに・・・」「議会始まって以来ですね、休会日に間違えてきた議員は・・・」「お弁当まで持って・・」「あらら」「がーん!」そうだ!こういう時こそ、“魔法の言葉”だ。「ついてるなあ」「ああ、ついてる」
10時、「それでは本日の会議はこれまでにとどめ、閉会することにご異議ありませんか?」と僕。「異議あり!」と笑いながらTさん。僕は議会事務局の笑顔に送られて、市役所を後にしたのだった。

観光プラザ
市役所を出て暫く走ってから、僕は何かを感じて引き返した。行き先は“観光プラザ”。観光都市構想に大反対の僕だが、観光推進室のIさんのファンなので、一度見ておきたいと思ったのだ。そして入ってみると・・・明るくて、雰囲気のいい職場がそこにはあった。残念ながらIさんはお休みだったのだが、代わりにMさんが応対をしてくれた。学校でもそうだけど、職場にはそれぞれ空気のようなものがある。観光プラザの空気は、温かくて、爽やかな空気だった。僕の「観光に反対」の立場は変わらないが、「観光プラザ」は応援していこう。学校も市役所も要は人なのだ。人と人が触れ合う場所なのだから・・・僕は、あっという間に“観光プラザファン”になってしまった。開いてる時間があったら、時々言ってみよっと。やっぱり、今日はついていた!

一般質問のつづき
特別支援教育についての質問をした。
“特別支援教育とは、従来の特殊教育の対象の障害だけでなく、LD、ADHD、高機能自閉症を含めて障害のある児童生徒の自立や社会参加に向けて、その一人一人の教育的ニーズを把握して、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善又は克服するために、適切な教育や指導を通じて必要な支援を行うものである。”
新座市は特別支援教育に年間87万円の予算を組んでいる。ボランティア登録をし、校長が認めた者が校内に入ることを許されるのだが・・・・。
新座市では、今までたくさんの人達が本当の“ボランティア”をしてきた。車椅子の子達の送迎、授業の補助、学習支援・・・そういう人たちは研修もなしに学校に入っていた訳で・・・僕は、ある程度の研修が必要なのではと訴えた。そして一番大切なのは、現場の先生達が“特別支援教育”を理解していることだと思う。ボランティアはボランティアであって、学校はやはり先生主導なのだから・・・。先生達の障害児に対する接し方を見て、子どもたちは学習していく。ボランティアに対する接し方を見て、子ども達もボランティアに対する態度を決めていく・・・・。教育は背中でするものなのだ。僕は出来る限り、新座の特別支援教育に協力していきたいと思っている。勿論、教育委員会にも学校にも協力して・・・・たくさんのボランティア団体とも協力して・・・・

いじめ
前回の議会では新聞報道のせいもあって、いじめ問題に対する質問が溢れていた。今回はいじめに関する質問は殆どなかったのだが、いじめが無くなった訳ではない。子どもたちは毎日、毎日“いじめ”に耐えて、あるいは傍観して、参加して心を傷つけながら生きている。ところが「いじめ対策」となると、殆ど機能していないのが現状だ。具体的な方策がないのだ。僕はアメリカやイギリス、そしてドイツで実際に効果を上げている“いじめ対策”を具体的に提案したのだが・・・・教育長は「さまざまな施策で・・・」と言葉では言うものの、なかなか具体案を示さなかった。学校のいけないところはこういうところなのだ。5年前にやってきたことを今年もやる。だから5年後も同じことを続けていく・・・それでは子ども達がたまらない。いじめは待ってはくれないのだ。
これだけ社会に変化があっても、学校は50年以上も京都・奈良への修学旅行を続けている。学校は変化を好まないのである。子ども達のいじめの質と量は明らかに変化している。その対応策は具体的で、即効性のあるものでなければならない。
「いじめ110番を設置しました」「カウンセラーを配置しました」というのは、何かが起こった時のいい訳のように聞えるのは僕だけではないだろう。現に自殺をしたいくらい辛い思いをしている子達がいるのだから・・・・。

ジャージ
中学校のジャージ問題は根が深い。3中以外は一社の独占なのだ。これは親にとってはたまらないことな訳で・・・。なんにだって適正価格というものがある。新座の中学校のジャージは適正価格の範囲を超えているのだ・・・・。僕は、独占している一社をはずして欲しいと言っているのではない。少なくても3中のように数社が競合する形であるべきではないのかと言っているのだ。そして市教委が各校長に指導をしていることも知っている。市教委の指導がなぜ行き渡らないのか・・・・それこそが問題なのだ。この件に関しては、僕は市教委を全面的にバックアップしたいと思っている。          たかやん