4月2日 (月)  「たかやん議員日記」2007.第92弾!  4月2日(月)

「たかやん議員日記」2007.第92弾!  4月2日(月)

入学式
小中学校の卒業式は議会中で行けなかったが、入学式には行けそうである。楽しみなのは校歌が一緒に歌えること。小学生が中学生になった時の顔は期待と不安のサンドイッチのような顔をしていて、見ていて抱きしめたくなる・・・。その顔が上級生と先生達の圧倒的な校歌を聞いた時に、少し緩むのである。僕はその瞬間が好きなのだ。

君が代
小学校の高安先生に「君が代というのは天皇の代が千代も八千代も小さな石が大きな岩となって、それに苔が生えるまで永遠に続きますように・・・という歌なんだよ。」そう習ってから、僕は君が代を歌ったことがない。つまり40年以上歌っていないのだ。それを今更歌えと言われても、はいそうですか・・とは歌えない。歌は歌うもので歌わされるものではないから・・・・。もっとも、ワールドカップやオリンピックの時は、歌ってもいいかなあ・・と、思うようになってきたのだが・・・・。
そんなことを言うと、戦争へ行って死んで帰ってこなかった登叔父さんや生き残って帰ってきた父さん達には怒られるかも知れない。父さんは昔、小さかった僕にこう言ったのだ。「朋矢、いいか。兵隊さんはな。誰も“天皇陛下万歳!と言って死んでは行かなかったんだ。みんな”お母さん!“って言って、死んで言ったんだ。それを忘れるな!!」
君が代の君はなんなのか・・歌詞の解釈も色々、人それぞれ。それでいい。君が代の君が天皇だっていい。人民だっていい。人によって違うのだ。だから歌う、歌わないも人によって違っていい。僕はそう思う。
東京都では歌を歌わないだけで、処分された先生が出た。おかしな国になってきた。北朝鮮じゃああるまいし・・・・

返事
卒業式や入学式では子ども達の「はい!」という大きな返事を聞くのが楽しみだ。卒号式では最後の会話。入学式では最初の会話と言ってもいいからだ。子ども達の返事は楽しみなのだが、いつから来賓が生徒のように返事をするようになったのだろう。これは市役所の委員会でも感じたことだが、みんなの前で紹介されると大声で返事をする人がやたらと多いのだ。入学式の呼名なら分かる。卒業式でも分かる。だけど、来賓が一言挨拶する前に「はい!」と返事をすることに僕は違和感がある。結婚式で司会者に紹介されて返事をする人はいないだろう。どこかおかしいな、とはみんな思わないのだろうか・・・。名前を呼ばれたら返事をするのは当たり前?オリンピックで北島康介が名前をアナウンスされて、「はい!」というかね・・・先生に名前を呼ばれたら返事をするのだ。親に名前を呼ばれたら返事をするのだ。違うかな。                        たかやん