4月5日 (木)  「たかやん議員日記」2007.第95弾!  4月5日(木)

「たかやん議員日記」2007.第95弾!  4月5日(木)

いじめの解決法
中野区の小学校で、いじめに対する侵害賠償を提訴したら、2週間足らずで区教育委員会は再発防止を約束した。提訴した親達は子ども達を集団で欠席させるという作戦だったようだ・・・・。
僕はいじめられた子ども達に対して、「記録を取りなさい」と言うことにしている。黙っていじめられているのではなくて、記録を取りなさい。そうすれば、卑怯な奴らには仕返しができるから・・・。勿論、信頼できる先生が傍にいるときは、そういう言い方はしない。しかし、どうみても子ども達の立場、弱いものの立場になって考えられない先生ばかりの時は、こういうことにしているのだ。
弱い立場の者が、集団で自分たちを守るというのは悪いことではない。強いと思った教育委員会が、実はあっさりと降参してしまうのも笑える。今回の場合も担任や校長に問題があったのだろう。何故なら繰り返しいじめを訴えたからだ。解決できるチャンスは沢山あったのだと思う。

いじめの質が昔と違う。いじめが陰湿になってきた・・・そういう声もよくきく。確かに、それでも親か?というような親もたくさんいるから、そう言いたい気持ちも分からないでもない。しかし・・だ。学校で起きることは、教師だけが解決できるのである。その現場にいるのは教師しかいなのだから・・・。学校で起きたことを親のせいにしてはいけない。少なくても、その実情を見て、キャッチできるのは教師だけなのだから・・・・。
いじめは世界中にあるだろう。でも、いつでもどの教室でもあるかと言えば、答えはNOである。同じ生徒を違う教師が担任すると、全く違うクラスになるのだ。たとえあったとしても、解決するスピードがまるで違う。いじめを解決すると、クラスはあっという間に明るくなり、あっという間に子ども達の力は伸びていくものなのだ。安心して暮らせるクラス。それが子ども達が求めているクラスである。

始業式
乙武洋匡さんが杉並区の小学校で始業式を迎えたという記事を読んだ。丁度彼の本を読んだばかりなので、(がんばれー)とエールをおくりたい気持ちで一杯になる。気になるのは、東京都の学校がもう始業式だということ。授業時間の確保に熱心なのだと思う。埼玉県はそういうところが本当に遅れている。関東で相変わらず、授業日に中体連の大会を行っているのは埼玉だけなのに・・・・古い体質のままである。埼玉教育委員会の議事録を見ると、内容のお粗末さに笑えるらしい・・・。そんなことをある議員が言っていたっけ。授業時間を増やせばいいっていう問題じゃあないだろうが、今の授業のやり方じゃあ、教科書を終わらせられないのだったら、考えないといけない。           たかやん