5月16日 (水)  「たかやん議員日記」2007.第136弾!  5月16日(水)

「たかやん議員日記」2007.第136弾!  5月16日(水)

16年前の家庭訪問
今日も一日寝込んでいた。少し咳が止まったので、この日記を書いている。ひたすら寝ていたので、昔の「学級通信」をちょこっと・・・

『一生懸命』幻の学級通信第24弾!   1991.5.10  ともや

家庭訪問日記1
13時20分、めぐみ、あゆみ、一将、美由紀を乗せ出発した。車の中で元気のいい女の子3人。一将は話に乗れず静だった。
めぐみのところが10分で終わり、あゆみのところへ。2年前に来た懐かしい部屋に通された。あの時、あゆみは小学校4年生。確か友達が一人来ていた・・・。お兄ちゃんのことで話がはずむが、14時過ぎ一将のところへ行った。歩いて30秒くらいの距離なのだ。一将のところを出て車に戻るが、美由紀達がいない。『あゆみー!美由紀―!』と叫ぶと、傍にいた小学生達がギョッとした顔をして、俺の方を見た。突然大根を片手にあゆみの家から出てくる美由紀。「先生にもはい一本!」とあゆみのお母さんに大根を貰った。美由紀のお母さんは俺より二つも年下だった。バスケットとバレーボールをやっている血液型がB型のお母さん。「B型でしょう?」と俺の血液型も当てられてしまった。「これ持っていってください」と里芋をもらう。大根に里芋・・・うーん。変な家庭訪問である。達也がファミリーマートまで迎えに来てくれた。お母さんは関西弁。思わず、つられそうになるが、グッと堪えて・・・家庭訪問の1日目が終わった。
*16年前13歳の子ども達は、今29歳。僕はあの頃37歳・・・ふーむ、元気100倍、アンパンマンの世界だった。その頃娘の雪は同じ中学1年生。自分の娘より、はるかに長い時間一緒にいた子達がこの学年の子達だった。

カウンセラー
子ども達が事件を起したり、自殺したりすると、学校はカウンセラーを呼んで、心のケアを開始する・・・。このワンパターンが気になる。陵平の時もそうだったが、カウンセラーを呼ぶことで生徒達の心のケアをしたんだ。と学校がいい訳を作っているような気がするのだ。生徒達はカウンセラーなど望んでいないはずだ。それより、身近な大人、つまり教師達が事件に本気で向かい合って、自分たちと一緒に考え、悩んでくれることを期待する。見知らぬカウンセラーよりも先生達に期待する。当たり前のことなのだが、どうも学校や教育委員会は子ども達の気持ちより、自分たちが攻撃されない為の防衛策の方が大事なのではないか・・・そんな気さえしてくる。気のせいならばいいのだが・・・。
母親を殺し、首を切断し、右腕も切り落とす・・・子ども達の間に麻薬か覚せい剤かなにかが入り込んでいるのだろうか・・・・心配である。            たかやん