5月17日 (木)  「たかやん議員日記」2007.第137弾!  5月17日(木)

「たかやん議員日記」2007.第137弾!  5月17日(木)

16年前の学級通信から・・
家庭訪問日記2
家庭訪問の二日目は朝からどうも変だった。鍵が無かったのだ。10分以上探したのに見つからなくて・・・・スペアーキーで車に乗った。

亜希子の家では犬に吠えられた。どっちかというと好かれる方なのだが駄目だった。勝の家に着いたとき、勝がドアをコツンとぶつけた。(アリャ、無傷の車が・・)だいたい道路工事がやたらと多く『なんだよ、また通行止めかよ』「先生ダメだよ。そこ通行止めだったじゃない!」

そう言えば初めに乗るとき、助手席に乗った勝が「俺、シートベルトするんだ」とベルトをしようとするのを『俺あしたことねえなあ・・・』俺が事故る訳はないと思っていた訳で・・・
「そこ真っ直ぐ、そうずっと真っ直ぐ」と正和の家に着く直前、ドカーン!!右からライトバンが突っ込んできて、俺達はパニックになった。相手の車はグショグショ。俺の車は・・ちょこっと凹んでいた。『おい、大丈夫か?』「うん、大丈夫」と亜希子と静香。「全然平気」と正和。「俺、頭ぶつけたぜ」と勝。俺は右手と首のところがちょっと痛かったのだが・・・兎に角こっちはみんな元気。ダメだったのは向こうの車。悪いのも向こうの車。「一時停止の標識を見てなかった」と向こうの運転手。『ぶつかったのが俺の車でよかったよなあ・・・これが自転車だったら、死んでるぜ』と俺。結局100%向こうが悪いということになり、俺は家庭訪問を続けたのだった。

静香の家の前でアイスの棒を捨て『バカヤロウ!俺が一番嫌いなことは道路にゴミを捨てることなんだ!』と怒鳴られたのは勝。まったくついていない奴。静香の家では「部屋を見てください。」『あ、いや。冗談だったんですよ。部屋なんかいつも見ないんですよ。』「でも、折角片付けてましたから・・・」『はあ、それじゃあ・・・』と静香の部屋を見た。らんまにぶんの一があった。とっても綺麗な部屋だった。

由美の家では笑った。話を聞いてお父さんに会いたくなった。良子の家ではジーンときた。優しい子なんだなあ、良子って・・・・。喜子の弟にはまいった。美由紀の家で会ったのだが、「小川君ちにお坊さんが来ていた」と言ったらしい。俺って坊さんに見えるかね・・・。
二日目が終わった。

* 家庭訪問の途中に交通事故。そう言えば、そんなことあったなあ。今なら新聞に載るかも・・・。僕は校長に報告したのだろうか・・・。多分、この通信を校長に渡しただけだったような気がする。学校も親もそして子ども達もおおらかだった時代?の話。

子ども達はシートベルトをしていて全員無事。運転していた僕はしていなくて、この後「鞭打ち」になるんだった。パジェロは頑丈だったなあ。最後に北陸道で煙を吐くまで地球を何周したんだろう・・・それにしても、昔の学級通信の力は凄い。読んでいたら、1年4組全員の顔がそのまま浮かんできた。勿論16年前の顔が・・・ 

六中
今日は特別支援ボランティアでその六中にお邪魔した。1時間目から6時間目まで2年1組でディックンの付き添いをした。僕は暇を見つけては、子ども達の名前を覚えていった。そして、5時間目の英語の時間。僕は完全に全員の名前を覚えたのだった。昔は、自分のクラスは一日で名前を覚えていた。その時と同じ方法で覚えたのだ。まだまだ記憶力は大丈夫らしい・・・。

「たかやーん!」
六中の2年生に随分声をかけられた。「お、ひさしぶり」と僕も笑顔で手を振った。去年の1年1組の子達の名前はまだかすかに覚えている。何事も名前を覚えるのが第一歩だ。
                                 たかやん