6月20日 (水)  「たかやん議員日記」2007.第171弾!  6月20日(水)

「たかやん議員日記」2007.第171弾!  6月20日(水)

おばちゃん
家の中はエアコンなしでも涼しかったのだが、自転車をこぎ始めると・・・汗が出できた。それでも快調に走っていると・・・道路の反対側をおばちゃんが凄いスピードで走っていた。(あれ?電動機付き自転車か・・・)と目を凝らしてみるのだが、どう見てもタダの自転車。それなのに僕と同じくらいのスピードで走っている・・・。(いかん!)と闘争心に火がついて、よせばいいのに80%の力でダッシュしてしまった。当然、おばちゃんを抜き去ったのだが・・・汗が滝のように出てしまったのだった。

笑顔
それでも受付のHさんの笑顔で、僕は涼やかな気持ちになった。新座市役所の正面玄関には3人の「笑顔美人」がいる。(笑わなくても美人ですけどね・・)第二写真館でその笑顔を紹介する予定です。

意見書
今日は意見書の作成に燃えた。元は県議会が提出した意見書だが、沢山の会派の人たちにアドヴァイスをしてもらって嬉しかった。語る会になってからの初めての意見者は次のような意見書だったのだが・・・


 共に育ち学ぶための環境整備を求める意見書

 平成16年6月に改正された障害者基本法では、障害を理由として、差別すること、その他の権利利益を侵害する行為を禁止することの基本的理念が初めて規定された。また、改正に当たり、参議院で、障害のある児童・生徒とその保護者の意見及びニーズを尊重しつつ、障害のある児童・生徒と障害のない児童・生徒が共に育ち学ぶ教育を受けることのできる環境整備を行うべき旨の附帯決議がなされた。
 また、小中学校における特別支援教育の推進等のために行われた平成18年6月の学校教育法の改正の際には、衆参両議院で、障害者基本法に基づき、障害のある子どもとない子どもとの交流及び共同学習を積極的に推進すべき旨の附帯決議がなされた。
 このように、近年、教育の分野におけるノーマライゼーションの理念の推進が、強く求められている。しかしながら、障害のある児童・生徒が通常の学級で学びあう事を希望しても、施設設備や教職員の配置など財政上の課題が多く実現されない場合もあり、依然、理念の実現には遠い状況にある。
 一方国連では昨年12月に「障害者権利条約」が採択され今年3月には72カ国と欧州共同体が署名した。このような状況のなかで国においては、「特別支援教育支援員」として平成19年度は250億円の予算で21000人、平成20年度までに30000人の計画的配置が予定されていることは喜ばしいことである。そこで、障害者基本法の理念の実現や学校教育法による特別支援教育の推進のため、下記の措置を講ずるようさらに強く要望する。


1. 障害者基本法の精神を尊重し、障害のある児童・生徒と障害のない児童・生徒が分け隔てることのない教育を原則とするため、学校教育法施行令を速やかに改正すること。
2. 通常の学級に在籍する障害のある児童・生徒が、共に育ち学ぶための介助などの必要な人員を確保するための人件費を含めた環境整備について、さらなる財政措置を講ずること。

この意見書は前に書いたように、昨年の10月に埼玉県議会が全会一致で可決した意見書と殆ど変わらない。変わっているのは、意見書を提出した後に起きたことがらが書き加えてあるだけなのだ。しかもこの意見書は埼玉県議会では自民党が窓口になって採択された陳情が元になっている。その窓口になったのが、谷古宇勘司県議である。彼は僕の従兄の“はるちゃん”の兄貴な訳で・・・僕には遠い親戚に当たる。それなのに、今日の新座市議会ではこの意見書に自民党(最大会派政和会)だけは署名してくれなかった。刷新の会は勿論、公明党、共産党、革新無所属そして新明会の各会派は全て賛同議員の署名をしてくれたのだが、最大会派政和会だけは「うちは署名はしないんだ!」と署名をしてくれなかったのだ。今日、僕は政和会の小池議員提出の意見書に喜んで署名したのに・・・・・。新座の自民党(最大会派政和会)はどうなっているんだろう・・・。公明党が提出した意見書には署名するのに・・・。一人会派が出した意見書だからかな。それとも僕が提出した意見書だからかな。それとも・・・・謎である。政和会がこの意見書に賛成するのか、反対するのか、それとも「子どもの権利条約」の時のように退出する議員がまた出るのか・・・それも謎である。                           たかやん