7月31日 (火)  「たかやん議員日記」2007.第212弾!  7月31日(火)

「たかやん議員日記」2007.第212弾!  7月31日(火)

運動不足
雨続きでどうも運動不足である。体重も増えたし、体脂肪率も少し増えた気がする。少し意識して運動量を増やさないといけないな。また走るかな・・・。

ジェフと祐二
今日の授業を俺は前から楽しみにしていた。だから9組の理科の授業の合間にちょっと2組を覗こうと思っていた・・・そしたら知らないうちに・・・

Fuck you!と祐二がやり、ジェフは怒った。本気で怒った。二人でつかみ合いになり、5組の小寺が止めに入った。脇田先生が泣き出した。ボロボロ泣いた。祐二が謝った。授業が始まった。

ジェフは言った。「髪の毛なんてどうでもいい・・」「服だってどうでもいい・・・」「学校の規則、どうでもいい」「でも人間としてのルールある。それ大事」「髪の毛ちょっとこうしてるボク好き。学校の規則守らない。ボク好き。ボクもそうだったから・・」「でも人間としてのルールわかってほしい」「これから君たち世界中の人と付き合う。絶対にやってはいけないことある。それ知って欲しい。」

ジェフがみんなにいいたいことはよく分かった。だって、ジェフのいいたいことは、俺のいいたい事と同じだから・・・。
俺は理科の授業で、世界中で人種は1種類。ホモ・サピエンスだと教えた。肌の色も、言葉の違いも関係ない。みんな同じでホモ・サピエンスなんだと教えた。ジェフも同じ事を言ったのだ。「同じ人間だ」って。

「ボクは君たちの事嫌いじゃない。だってボクは君たちのこと何も知らないから・・・・」「君達もボクのこと嫌いになれない。だって君達はボクのこと何も知らないから。」「ボクの過去もボクの夢も何もかも・・」「でもボクはみんなのこと好きだ。人間だから・・・」そう言った、ジェフの言葉が忘れられない。

廊下で俺はジェフと握手した。『ごめんなさい』ではなく『ありがとう!』と言った。
『ありがとう!』といいたかったのだ。そしてジェフが「ごめんなさい!」と言った。
怒り方が悪かったというのだ。ジェフ、それは違うぜ。

We are human beings! Yes!
「ボクは英語を教えるように言われています。でも本当に教えたいことは、僕達は同じ人間だということなんです。それをボクは子どもたちに教えたいんです」
ジェフリー・スー。俺はいい友達を持てて幸せである。そして君達も・・・

1990年、新座六中3年2組の幻の学級通信「一生懸命」第49弾!から
うーん、こういうドラマが確かにあったなあ・・・。この後の子ども達の感想が面白い。それは明日のお楽しみ。                       たかやん