8月23日 (木)  「たかやん議員日記」2007.第235弾!  8月23日(木)

「たかやん議員日記」2007.第235弾!  8月23日(木)

パパなんかきらい!だいきらい!
朝っぱらから、空に泣かれた。「パパはお出かけなんだ」「そらもいく」「空は熱があるんだから、お留守番」「いやだ!いっしょにいく!」「今度一緒に行こうね」「やだ!パパなんかきらい!」「だいきらい!」「もうかえってこないで」「そんな縁起の悪いこというなよ・・・」
どうやら一緒に富山へ行くつもりだったらしく、空はショックだったらしい。
出掛けに「もうかえってこないで」と言われた僕も、結構ショックだった訳で・・・
それでも、最後は「バイバイ」をしてくれた空であった。

待ち合わせ
254は混んでいた。猛おじちゃんとの待ち合わせは8時。十分間に合う時間に家を出た積もりだったのだが、8時を2分ほど回っていた。

語り
高速を走っている間は勿論、下道に下りてからも僕らはずっと話し続けた。猛おじちゃんは、僕達が小さい頃、新宿の公務員宿舎に一緒に住んでいた。父さんが忙しかったから、おじちゃんが僕らとキャッチボールをしてくれたり、トランプをしてくれたり・・・・・。お風呂にも一緒に連れて行ってもらったし、寝る前にはいつもお話をしてくれたし、おじちゃんのベットで一緒に寝たことは数え切れないほどだ。
勿論、怒られたこともたくさんあって、僕は父さんに怒られたことよりも、おじちゃんに怒られたことのほうが多かった気がしている。そんな関係だから、父さんと話をしているような気持ちになるのだ。

お墓の掃除
おじちゃんと二人でお墓の掃除をした。大きなお墓には仁子おばさんとお祖父ちゃん、父さんそしてお祖母ちゃんが眠っている。そして隣には戦士した登おじさんが眠っていることになっている。というのは遺骨は勿論、遺髪も帰ってはこなかったのだ。登おじさんは昭和20年7月15日にルソン島で戦士した。まだ18歳だった。そのおじさんと父さんたちに手を合わせて、僕らは家に帰った。

露天風呂
5時過ぎ、僕らは近くの温泉に行った。500円で結構楽しめるお風呂だった。最初に入った露天風呂は僕達二人だけで、実に気持ちがよかった。ただ虻が時々襲って来るのには閉口した。油断していたら、右手に懐かしい痛みが走って・・・でも、免疫が残っていたらしく大丈夫だった。

背中
猛おじちゃんの背中は、少し小さくなったように見えた。昔見た懐かしい背中なのだが、自分が大きくなったせいか、小さく見えたのだろう。僕が背中を流すと、おじちゃんは物凄く喜んでくれて、「よし、朋矢の背中を流そう!」と僕の背中も流してくれた。不思議なもので、もう50年近く経っているのに、小さい頃、おじちゃんに背中を洗ってもらった時と同じ荒い方だなあと感じた。西戸山のセンターのお風呂で何100回も洗ってもらったから、その時の記憶が蘇ったのだと思う。               たかやん