8月30日 (木)  「たかやん議員日記」2007.第242弾!  8月30日(木)

「たかやん議員日記」2007.第242弾!  8月30日(木)

教え子からのメール
突然のメールですみませんが、介護保険の補助金制度で市の対応に納得いかない所があり、たかやんに相談に乗って頂きたく、メールしました。
父が寝たきりで車椅子生活になってしまった為、先日玄関先に木製スロープを作りました。
完成後、市の担当者は申請を却下しました。市は「滑って危険だから固定しないとダメ」  「住宅改修だから、現状の階段を壊して、コンクリでスロープを作るのが基本」などと言ってきました。据え置き式の木製スロープでも問題無く利用しているのに、製作費用を全額認めないと言うのです。

剛のお父さんは大工さんだ。腕のいい大工だったが、病気で体が動かなくなった。だけど剛は中学を卒業したらお父さんのような大工になりたいと言った。偏差値が73もあったのにである。僕は「剛がやりたいようにやればいい。」と言ったが、お母さんが泣いて高校だけは行って欲しいと言って、剛は朝霞高校へ行った。そして歩いて日本縦断、自転車でも縦断という冒険をした後、念願の大工の世界に入った。勿論今は一人前の大工になっている。
剛は親方に頼んでスロープを作ってもらった。大工の棟梁の智恵は凄い。センスのいい木製のスロープは取り外しも出来、しっかりとしたもので、しかも安い。(3万いくらだったと思う。)コンクリートで作るスロープの十分の一以下の制作費で済むのである。これは作る側に取っても、市に取っても喜ばしいことではないか・・・。僕はそう思った。

介護福祉課は「取り外しができるものはリフォームとは認めません」という。「その根拠は何ですか?」という僕の問いに、未だ返事はない。「リフォーム」という言葉は改良とか改善という意味がある。壊して、コンクリートで固定しなければいけないなどという捉え方をする方がおかしいのだ。
補助金というのは、困っている人を補助する為にあるのだろう。つまらない定義で大工の棟梁の智恵を潰してはいけない。匠の智恵は凄い・・・僕ら一般人には計り知れないほど凄いのである。

ヒアリング
みどりと公園課から電話があった。一般質問のヒアリングをしたいという。課長は僕が尊敬するIさん。「10時に市役所に行きます」と約束した。僕は9月議会の一般質問の何番目かにこういう通告をしている。

安全問題
児童公園の前の道路には子供たちの安全を考え、色々な対策が必要だと思います。少なくても横断歩道があるべきだと思いますが、いかがですか。
(資料要求 各児童公園の横断歩道設置をはじめとする安全対策情況)

学校の前には当たり前のように横断歩道があるが、児童公園の前にはない。我が家の前の児童公園の前はT字路になっているのだが、もの凄いスピードで車が通るのである。時速30キロ以下だと極端に事故が減るという統計から分かるように、車のスピードを落とさせることが市民の、とりわけ幼い子達やお年寄りの安全に繋がるのである。徐行の標識も横断歩道も信号もなければ、運転手は当たり前のように飛ばす世の中なのだ。事故が起こってからでは遅いのである。Iさんは「道路の担当はみどりと公園課ではありませんが、調べてみます」と200以上ある公園の調査をする約束をしてくれた。そうなのだ、市民にとってはどこの担当とかというお役所の発想などどうでもいいのである。どこの課に相談しても、縦横に連絡をしてもらって、対応する。そういう役所を市民は求めているのである。

ボランティア募集
東北小学校の4年生の男の子を学校まで送迎するボランティアを募集しています。自宅は志木駅の近くです。車椅子での通学ですので、自宅で車椅子用の自動車に乗り換えて運転をしてくださる方が希望です。週に一度でも結構です。詳細・連絡はたかむらまで。042-456-8869です。