9月15日 (土)  「たかやん議員日記」2007.第257弾!  9月15日(土)

「たかやん議員日記」2007.第257弾!  9月15日(土)

応援団
午前中、僕はカメラを持って六中へ行った。子ども達の写真を適当に撮って、他の5つの学校を回ろうと思っていたのだ。
短パン半袖でうろうろしていると、教育委員会のT先生が目に入った。彼は僕が好きな先生の一人である。子ども達を見る目が優しいのだ。二人で話していると、教頭のK先生が「邑先生!来賓の受付してくださいよ」と笑顔でやってきた。K先生も娘の雪が大ファンだった先生で、僕が好きな先生である。「そんなのいいから、プログラムだけ頂戴!」と言って、僕はプログラムを手にした。「ね、こういう時にホームページでプログラムを載せておけば、みんなどの時間に来たらいいかわかるでしょ?」と僕。
さあ、どこから写真を撮ろうかな・・・そう思っていたところに、K先生がまた来て、「たかむら先生。D君について頂けますか?」とお願いされた。僕は直ぐに2年1組のいる入場門に向った。そして入場門の前で靴の紐を締めていると、「保護者の方ですか?」と若い女の先生に尋ねられた。「いえ・・・大丈夫です」と訳の分からない返事をする。多分、一般の人が入ってはいけないところで靴の紐を結んでいたのだ。

僕は午前中一杯、ずっとディックンと一緒にいた。全員リレーでは一緒に走った。400Mリレーでは女子が1位。800Mリレーでは男子が2位だった。「たかやん!一番だったよ!」と晴香が嬉しそうに報告してくれた。「たかやん、俺の走るとこ見てくれた?」と智弘が聞いてくる。「うん、見てたよ。最後で抜かしたでしょ?」僕のカメラの前でピースをするチャーリと茜。みんな体育祭を楽しんでいた。

初めて3年生が一生懸命やっている姿を見た。僕の可愛い教え子の息子が懸命に走り、大縄で縄を回しているのを見て、泣きそうになった。そして、先生達が輝いて見えた。初めて、子ども達と一緒になっている先生達を見た。命令している訳でもなく、指示を出している訳でもない。ただ一緒に生徒と燃えている先生達の姿を見て、僕は感動したのだった。

「俺が六中の応援団長になろう!」突然、僕はそう思った。六中をずっと愛してきて、これからもずっと愛していけるのは僕しかいない。校長はどんどん変わるし、先生もPTAも変わっていく。でも六中を卒業した僕らは・・・ずっと六中を愛して生きていきたいのだ。僕は今日から六中の応援団長になる。六中応援団のホームページも作ろう。団員は今のところ一人。でも、多分明日には数人になっていると思う。

応援をするということは、何でも黙って見ているということではない。六中らしくないことをやっていたら、「それはおかしいよ!」と言う事も応援団の任務だ。どんどん子ども達にも声をかけよう。先生達にも伝えたいことは伝えよう。

今日から六中応援団員を募集します。応募資格はたった一つ。大声で六中の校歌が歌えることです。入団希望者はこのアドレスまでメールください  takayanchan@jcom.home.ne.jp

午後からは五中へ行った。六中とは全く違う空気が五中にはあった。それもまた僕には心地よかった。「たかむら議員。お待ちしていました!」と今度は教育委員会のS先生が僕を待ちうけていた。S先生も(好きなタイプの先生だ。子ども達と距離が近い人だから・・・)「六中からこっちに向うと連絡があったんですよ!」とS先生。
音楽の小松先生が「議員らしくない格好なんだから・・・近所のおっさんみたいな格好じゃない」と言うから「近所のオッサンなんだよ」と笑った。五中では無理やりテントの中に連れて行かれた。直ぐに逃げ出す積りだったのだが、カメラには丁度いい場所だった訳で・・・僕は最後までそこに座ってしまった。

僕達が居た頃のような迫力はなかったけれど、子ども達は実に爽やかに体育祭を楽しんでいた。ムカデでは二中の3年2組を思い出したし、ロックソーランには感動した。成績発表のところで、3年生が涙を流しているのを見て、昔と何も変わってないや・・・と、思った。そして校歌の時は、僕もテントから出て、みんなと一緒に歌った。その時、僕は泣きそうになった。そして、どこからか神さんの声が聞えてきたのだ。神さんと歌った、あの地響きのような校歌ではなかったけれど、やっぱり僕らが大好きなあの五中の校歌だった。子ども達が手を繋いだり、肩を組んで歌っていた。学校が一つになった瞬間だった。
その時、僕はまた思ったのだ。「俺は五中の応援団長になる!」五中をずっと応援し続けようって!!

という訳で、「五中の応援団」も今日勝手に作りました。今日から応援団員を募集します。団員の資格は、五中の校歌を大声で歌えることだけです。歌えなくても、五中を心から応援する方なら、誰でもOKです。賛同される方はtakayanchan@jcom.home.ne.jpまでメールください。

今日は本当にいい一日だった。ありがとう!六中の子ども達。そして先生方。
ありがとう五中の子ども達。そして先生方。僕は今日から勝手に二つの学校の応援団長を名乗らせてもらいます。                         たかやん