9月6日 (木)  「たかやん議員日記」2007.第249弾!  9月6日(木)

「たかやん議員日記」2007.第249弾!  9月6日(木)

7時半過ぎ
市教委の田村さんから電話があった。市教委の先生達も大変だ。朝は早いし、昼休みは45分間。そして残業はエンドレス・・・・相手が子ども達ならいいけれど、坊主あたまの議員のおっさんじゃあねえ・・・。

失敗
今日は朝からどうも調子が悪かった。天気が怪しかったので、車で空を幼稚園へ・・・。そのまま議会へ向う。地下の駐車場で車を降りたのだが・・・「弁当がない!」「あれ、携帯もない!」控え室に行って、探してもない・・・いかん、いかん。

ヒアリング
控え室の前には教育委員会の先生方がズラーっと待機していた。ネクタイを締めてからヒアリングに入る。そして9時半のブザーがなって・・・・なかなか立てない。(署名議員なのに・・・)しかし、教育委員会も資料提出の時間に追われているらしく・・・なかなかの粘り腰で・・・

署名議員
今回の議会は幸弘と一緒に署名議員になった。署名議員になると、休憩以外では議場から出られない。トイレにも行けない・・・。それなのに、ブザーが鳴って暫くしても議場に入れない僕・・・議場に入るなり「署名議員でしょ!」「忘れたの?」と星川さんの声が響く・・・「なこと言ったって・・・教育委員会が・・ヒアリングが・・・」「こっちが優先なの!!」へいへい。

本会議
今日の本会議は議案第60号 “新座市小売業者等による地域の活性化に関する条例”
からスタートした。最初の質問は勿論星川議員である。そして朝賀議員がそれに続いた。
今日の質問は小川議員、小糸議員といった最大会派の議員からの質問(通告あり)もあったし、平松議員、田中幸弘といった刷新の会の質問(通告あり)もありで、なかなかよかった。そして笠原、小鹿、石島、保坂の共産党市議団の質問と星川さんの質問(通告なし)が続く。
公明党は質問ゼロ。(何故だ?)一番印象に残ったのは笠原さんの質問だった。補正予算についての質問だったのだが、本当によく見ているなあと思った。社会科の先生だったのに、数字に強いし、昔のことをよく覚えているのだ。僕の質問(通告なし)は補正予算の学校評価制度のホームページに関すること。予想した答弁がかえってきて、ふーんという感じだった。

弁当
昼休みも教育委員会のヒアリングが続いた。もめている最中に我が家からお弁当が届いた。もめたのは要求した資料のことだ。その中でも「各小中学校が把握している問題点とその解決方法」という資料は無理だと言うのだ。市民にしてみれば、各校長が自分の学校の問題点をどう捉えているか、知りたいと思うのは当たり前の話しで、それを出せないという理由が分からない。理由が分からないので、「分からないですよ」と言ったのだが・・・・物別れのまま残り15分に。僕は5分で弁当をかきこんだが、市教委の先生達も昼飯抜きで大変だったと思う。

休憩
そして午後の本会議が始まって・・・休憩になった途端。小林学校教育部長に「要求資料のことでお話があるのですが」と言われて、議場でそのままヒアリングの続きが始まった。小林部長は僕の話をよく聞いてくれた。そこへ、森田課長、田村先生、高橋先生、宮川先生、宮本先生といったメンバーが押し寄せ、資料の最終の詰めの段階になった。僕が森田先生と話していると、「邑さん、出せないものは出せないんだよ!!」と怒鳴った人がいた。振り返ると金子教育長だった。僕が唖然としていると、今度は市長が登場し、「邑議員、ヒアリングで出せないというものを無理に出させることはできないんですよ」「どうしても出させたい時は議会でこういう訳で出させたいと諮ってください。」と須田市長。僕は「分かりました」とだけ答えた。

並木議長
そして本会議が終わってから、並木議長にそのことを伝えに行くと、並木議長は僕の質問を見て、「これは出すのが当たり前でしょ。出さない方がおかしい。」と言って、議運の委員長の小川議員のところへ、小川議員は「出せるところまで、出してもらえないかと言ったらどうなの?」と柔らか作戦を教えてくれた。

理由
いづれにしても、「出せないものは出せない!」などという理由で資料要求が通らないのでは、議会が馬鹿にされたようなものだ。議会は行政のチェック機関なのだから・・・僕が知りたいのは理由だ。納得できる理由があるものについては、今回だって質問を取り下げているのだ。この質問は複数の市民からの要望が元になっている。怒鳴られたからといって、はいそうですか・・・とは引き下がれない。いくら教育長であっても、人と話している時に、いきなり怒鳴ることはないだろう。ヒアリングをしていた先生達は、頑張っていた。一生懸命僕を説明し、僕を説得しようとしていたのだ。

最後のヒアリング
それでも控え室に小林部長が来て、優しい口調で「こういう理由があるんですよ。邑さんの言いたいことは分かります。でもね・・・」と僕の説得にかかった。僕はこういう話し方に弱いのである。入山先生のような話し方にも弱いのだ。相手が誰であっても頭ごなしな物の言い方には主張を曲げないが、僕の話を聞いてくれた上で、自分の意見もちゃんという人には弱いのである。

記憶
彼の怒鳴り声を聞いていたら・・・・昔、教育長室で陵平のお父さんに怒鳴った声を思い出した。あの時も、いきなりで・・・・僕らはやっぱり唖然としたなあ・・まいっか、そんな話。


ヒアリングの最中にドアをノックしたのは空。「パパ迎えにきたよ」僕は勿論、小林先生も入山先生も険しい顔が急に笑顔になった。子どもの笑顔はいい。僕は気分良く市役所を後にしたのだった。

鬘(帽子)が・・・・
三人で一緒に買い物をして、家の前に車を止めると・・・そこは暴風雨圏。二人を家の中に入れ、車を止めなおして・・・傘を指して出た瞬間、傘はオチョコになってしまった。そして「あ!」と思ったら、僕の鬘(かつら)が風で飛ばされてしまった。僕の鬘は100円ショップで買った。100円でも気に入っていたので追いかけようとしたが、風速が30M位はあっただろうと思われ・・・・とても追いつきそうもないので諦めたのだった。

台風対策
9時半。ベランダに有るものを玄関の前のスペースに異動した。ガラスが割れたら困るし、人の家に飛んでいって誰かを傷つけても困るから・・・。黒目川の増水も気になるし、下水道,
雨水管の状態も気になる。夜中に家の周りを見回ってみるとしよう。明日、議会はあるんだろうなあ・・・                             たかやん