1月29日 (火)  「たかやん議員日記」2008.第29弾!  1月29日(火)

「たかやん議員日記」2008.第29弾!  1月29日(火)

散歩
今朝もトング散歩で一日がスタートした。お袋がゆっくり歩いている間に、そこいらじゅう走り回って、ゴミを拾う。これがいい運動になり、そして気分がスッキリするから楽しい。お袋と散歩して、ゴミを拾って、運動する。一石三鳥である。

観光新座
「観光都市新座」に燃えているIさんが我が家を訪れた。90分ほど熱く語るIさんに、僕はちょっと感動した。僕は「観光新座じゃない!教育新座だ!」といつも言っているけれど、Iさんのような熱があれば、もしかしたら可能なこともあるかも知れない。そう思ったのだ。勿論、Iさんの話を聞いても、僕のスタンスを変える積もりはない。でも、考え方が違っても、熱い人には魅力を感じてしまうのである。Iさんは最後にこう言った。「大和田からでる島田くになんとかっていう女の子がいるでしょ?あの子を応援しようと思うんですよ。」恐るべし、島田くによ。おじさん達の心をしっかりと掴んでいる。おばさん達の心は平松だいすけか・・・うーむ、がんばらねば。

助っ人
今日は川越から千恵子さんが助っ人で来てくれた。同じ年の千恵子さんは川越の市議会議員、川口啓介の友達である。去年の川越市議選を僕が手伝ったので、お返しにと来てくれたのだ。千恵子さんと話をしていてビックリしたのは、彼女が六中で一緒にいた古庄先生の幼なじみだということ。僕と古庄先生は同じ歳、息子たちも野寺小で同級生。成る程、千恵子さんが古庄先生と同級生というのも分かる、でも、まさかねえ・・・世の中は繋がっているのである。そして千恵子さんは、小学校であの臼倉先生の奥様に習っていたというのだから驚く・・・・。本当にビックリだ。

郵便番号・・・うそ
「公選葉書に郵便番号がないわよ!」「ないすよ」と僕。「けいすけの時は、赤くなくちゃいけなかったのに黒く印刷しちゃって大変だったんだから・・」と千恵子さん。僕の公選葉書を見た瞬間に気が付くのだから大したものである。「どうするの?」「まあ、何とかなるよ。」と僕。「大丈夫なの?」「ええ、多分ね。」妙に自信満々の僕。公選葉書の作り方をちゃんと読んでなかったのよねえ・・・。馬鹿な、あ・た・し。

友達の輪
今日も貢さんが川口から駆けつけてくれた。僕が東村山市長選でけいすけと友達になり、けいすけは、僕の前回の選挙を全面的に手伝ってくれた。千恵子さんが川越市議会の傍聴でけいすけと友達になり、新座市議会を傍聴するようになった。僕はけいすけの川越市議選を応援して、けいすけは2位当選。その時の選対が千恵子さんだった。そして千恵子さんが貢さんと友達になり、川口からはるばる新座まで手伝いに来てくれている。貢さんは間違いなく、次の川口市議選で当選するだろう。僕らはお互いに共鳴しあう部分があるから助け合えるのだと思う。50歳を越えても、歳を越えて友達はできるものなのだ。これからも友達の輪がどんどん広がると面白い。

田中ゆきひろの日記から・・・
今後の財政運営の方向性について
 2008年、つい先日、新座市の示した「今後の財政運営の方向性」について、意見具申をさせていただいた。
 新座駅北口区画整理事業について

事業認可取得は、もう1年延長すべきである。
どうしても今年度中に事業認可を取り付けたいのならば、工期を平成33年までとせずに、もっと長い工期を設定すべきだ。
その際には、関係地権者の利便性や都合を考え、2〜3の工区設定をする等の検討が必要だ。

 公共施設の改修について

昨年秋、新座市が「新座市有建築施設の改修改築方針」のなかで明確にした、平成23年以降は7億円から10億円の予算を見積もる、ということだったものが、半年もしないうちにその方針の見直しを行なう予定、となってしまった。これは、非常にショックである。それはまずいだろう、と苦言を呈した。

 ふるさと新座館について

平成23年に10億円もかけて、ふるさと新座館を新座駅前に建設するというのだ。
これは、どうしても断念して欲しいものだ。新座駅第二と新座駅北口の二つの巨大事業のほんのつかの間の財政上の小休止期間に、こんな大型事業に着手すべきではない。


 5年後には新座市の扶助費100億円となる。そして、職員の人件費は非正規も含めて70億円。そして、借金返済のための予算・公債費は38億円。これで、合計が208億円だ。さらに補助費や繰り出し金など有無を言わさず出さなければならない金がおよそ100億円。これで、トータルが308億円かかる。

 ところで、新座市の5年後の税収は240億円の見通しだ。すると、差し引き68億円の不足分は、何でまかなうのだろう。国県支出金70億円の一部と地方消費税交付金14億円でまかなうということらしい。

 ここで問題は国県支出金が地方分権改革の中で、はたしてこれほどくるのか。くるとは思われない、ということ。

 都市基盤整備に使える金は、国県支出金と地方消費税交付金の合計額84億円のうち、有無を言わさず使う金の不足分にまわした残りの金、16億円だけ、ということになる。

 これだけしかないのだから、あとは借金をするしかない、という構造なのだ。
物件費52億円、維持補修費4億円、建設事業費22億円、これで合計78億円だ。
ぜんぜん追いつかない部分は、繰越金やら基金の取り崩しやらを当て込んでいるようだが、実は当てにはできない財政状況だ。となると借金は14億円などでは済むわけがない。

 となると、やはり無闇な大型事業はやるべきではない。行政へのニーズも変わり、行政サービスも変質しつつあるのだ。大型公共財などもはや市民は要求していない。社会的格差拡大という社会状況の中、準私的財ともいえる、個別対応型・生活密着型のサービスを要求しているのだ。

 この変化は現実のものであり、その現実を踏まえた、まったく新しい地域運営の手法が求められている。

2008.1.28 田中

流石、24年も市会議員をやっているだけのことはある。新座市の進むべき道がよく見えている。勿論、全て賛成ではないが、未来が明るくなるのは確かだろう。僕は北口の区画整理事業そのものをやめるべきだと思う。この財政危機の時期に、新座市民の税金を新座駅周辺につぎ込みすぎだ。どこにそんな金があり、誰がその金を返すのだ。
http://www.takayan-world.com/cheeringparty/               たかやん