10月14日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第287弾! 2008.10.14(火)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第287弾! 2008.10.14(火)   たかやん

入院
火曜日だというのに、舞ちゃんのお迎えがない。舞ちゃんは入院してしまったのだ。簡単な手術だというが、舞ちゃんは「痛い」「痛い」と泣いたらしい。そして来年まで入院。僕にできることはなにもない・・・。

テニス
火曜日はボランティアでテニスを教える日。中学生のような目をしたママ達にテニスを教えるのは楽しい。20代から50代までのママ達が「マリブー、走れー!」「ヒロミ、そこでジャンプだ!」「けいこ!パパーンのリズム!」「まさこ、行けー!」「じん!リズムがバラバラだぞ!」「こころ、つま先から着地してるよ」教え方は中学生の時と何も変わらない。みんなを名前で呼ぶのも同じだ。今まで空の幼稚園の友達のママだったのに、突然コートでは「はつえ!」と呼び捨てにするのだから笑える。そして、兎に角走らせる。五中時代、1面で80人を教えてきた経験がここでも生きるという訳だ。そして六中で6面を同時進行で動かしてきた経験も生きる。人生の経験に無駄なことはない。最近本当にそう思う。80人でも何とかなったのだから、1面あたり10人などは朝飯前。こころコーチと二人、今日も楽しくテニスをやった。ママ達は走り回りながら、テニスの面白さとルール。そしてマナーを覚えていくのだ。スポーツをやるのに必要なのは「目」だ。必死にボールを追いかける目。真剣に学ぶ目。そして楽しくてしょうがないという目。年齢は関係ない。今日は沢山のそういう目と会えたのだった。

愛される部活動に・・・
「仲間が試合をしていても応援しないのよ。遊んでいるの。もうビックリ!」「お菓子食べながら応援してるの・・・あれは応援じゃあないわね。」「大人に対して態度が悪すぎる。」「どういう教育を受けているの!」市大会に出場したおばさん達から怒られた。中学生達のマナーが悪いというのだ。中学生側から言うと、「中体連の試合じゃないし、日曜日なんだから関係ないでしょ」ということになるか・・・・
ただ言えることは、周りから愛されるテニス部になって欲しいといことだ。マナーが悪いと回りに思われることは、思ったよりしっぺ返しが大きい。気持ちよく挨拶し、気持ちよく応援し、そして気持ちよく掃除をして、コート整備をして帰る。それが少し前の中学生だった。彼らは高校でも大学でも通用し、そしてテニス界でもたくさんの人に可愛がってもらった。周りから愛されるようになると、どこへ出ても通用するのだ。学校の部活動から世界に羽ばたくことは今も昔も難しいだろう。だけど、周りから、地域から愛されることは今も昔も同じようにできるはず。強くなくてもいい。地域から愛される部活動であって欲しい。テニス部を創った僕は今、君達に何もしてあげられない。テニスも教えられないし、コート整備の仕方もボールボーイの本当の意味も教えられない。テニスのルールもマナーも教えられない。メンタルもフィジカルも鍛えてあげることはできない。だからこんなことしか教えてあげられないんだ。
http://www.takayan-world.com/cheeringparty/    たかやん