10月26日 (日)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第299弾! 2008.10.26(日)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第299弾! 2008.10.26(日)   たかやん

日曜参観
今日は幼稚園の日曜参観。小雨が降る中、自転車で幼稚園へ。空と手を繋いで園庭を歩く。2階に上がると顔見知りのお父さん達が沢山。笑顔で挨拶する。子ども達も「あ、空君のパパだ!」とタッチしに来てくれた。雪と亮のときは参加したことがなかった。休みは全て朝から練習をしていたからだ。「家庭よりも部活」が当たり前だった。今はボランティアで教えることもなく、休みの日は家族と一緒にいられる。幸せなことである。

森戸先生
五中時代にバスケットで大活躍したT君の子どもも、空と同じクラス。僕が五中を去る年に2年生だったT君は「森戸先生のお陰で高校大学とバスケットを続けられました」と懐かしい名前を言ってくれた。五中時代に県大会でベスト4に入り、高校では国体にまで出場したというのだ。僕はそれを聞いて嬉しくなった。森戸先生は熱のある大好きな後輩だったから・・・今も昔も、先生の熱が子ども達に伝わっていく。

子どもの成長
それにしても幼稚園児の成長は素晴らしい。ちょっと前までは出来なかったことが、どんどんできるようになっているのだ。他の子どもと比べると不安にもなるだろうが、自分の子どもの変化だけをじっくり見ていれば、楽しいことばかり・・・・子育ては「幸せ」そのものだと思う。

英語
夕方からは塾。H君が「英語のテストよかった!」と嬉しそうに報告してくれた。英語だけが極端に駄目だったH君。ずっと教科書の暗誦に燃え、英作文に燃え、そしてNHKの基礎英語を聴いて努力を続けてきた結果だった。英語はテニスやピアノと一緒。毎日楽しくやっていれば自然に上手になる。もっとも、いい先生がいることが上達の一番の秘訣だろうが・・・

慣れ
図形が苦手な高校生のTちゃん。円の性質で躓き、中学生達と一緒に図形問題と格闘した。最初は出来ないのだが、やっている内にできるようになり・・・笑顔。慣れればたいていのことはできるのである。

五中物語11
いつの間にか8年目の話になった。そして新人だった僕も、いつの間にか学年の中心的存在になっていき・・・担任したクラスは1年1組。学年主任は甲神嵒。僕は副主任になった。栗原小学校からきた連絡事項を見て笑った。篠田安孝、小杉友春、鈴木英二の三人に大きな×がついていたのである。そして連絡票には「この三人を絶対に一緒にしないように」というおまけまで付いてたのだ。どうして笑ったかというと、その3人の子達のお姉ちゃん、お兄ちゃんはみな僕のクラスの子達だったのだ。そしてその問題児達は家庭訪問のときに全員会っていた子達だったのだ。学年主任と僕はその×印の3人をまとめて1組に引き取ることに決めた。そしてもう一人、野寺小からきた石田秀行という×印の子も・・・・・そしてその×印の子達を全員テニス部に入れたのである。小学校の先生達が手を焼いた子達は、1組とテニス部で再生しようという計画だった。ヤンキー小学生は運動神経が抜群な子達だったのである。勿論、色々やらかしてはくれた。特に安孝は入学式の当日から貴光とトイレで喧嘩。僕とも1組の教室で決闘(勿論担任の圧勝!)とエネルギーが溢れていた。そのエネルギーをテニス部の練習で使い切るようになると、彼らは勉強にも目覚め始めたのである。
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