10月29日 (水)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第302弾! 2008.10.29(水)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第302弾! 2008.10.29(水)   たかやん

教育週間?
明日から新座市の教育週間が始まるらしい。らしいというのは市教委のホームページにも掲載されていないのだ。市のホームページの「ニュース&トピックス」の一覧表示をクリックしないと出てこないのだから恐れ入る。沢山の市民の方に普段の学校の様子を見てもらおう・・・・そういう心が全く感じられない。そして期間は小中学校ともたったの3日。実質4日間しか学校は公開されないのである。どこが「教育週間」なのだ。そしてこの3日間には合唱祭が行われたりするのである。結局、普通の授業を見せるのは2日だけという学校もある。それでは仕事をしているお父さん、お母さんはなかなか見ることができない。僕のように全ての学校を見たいと思っても、今回は小中学校が同時に行われる訳で・・・二日間で二十三校を見て回るのは無理なのである。普段の授業を見せて欲しいと言えば、「教育週間がありますから」という答えが返ってくる。その教育週間がこれではお話にならない。いつから新座の学校はこんなに閉鎖的になったのだ。新座の学校の1週間は3日。世の中の1週間は7日。こんなことだから「サンデー毎日」で取り上げられて、世間から笑われるのである。

疑問
市のホームページにはこう書いてある。
「小・中学校教育への理解と関心を深めていただくため、今年も「新座市教育週間」として学校を公開します。
 授業、学校行事、給食、清掃、部活動など、日常の教育活動の様子を公開します。市立小・中学校のどの学校でも自由に参観できます。ぜひ多くの学校をご覧ください。」
 理解と関心を高めて欲しい。本気でそう思っているのなら、教育委員会のホームページや各学校のホームページで大々的に宣伝すべきだろう。各学校の時間割なども全く一般市民には分からないのだ。「是非多くの学校をご覧ください」が本気なら、2.3日で終わらせるはずがない。3日でどうやって多くの学校を見ろというのだ。この日程では中学校6校をちゃんと見ることも難しい。これでは関心はあっても、理解はできない。新座の教育はここまで落ちてしまったのだ。県でトップクラスだった新座市はどこへ行ってしまったのだろう。教育委員会のトップの責任は大きい。

五中物語14
結局僕は五中に10年いた。僕や嵒が五中を去る日。神さんは体育館の階段に座り泣いていた。「あんたたちがいなくなったら、あたしゃどうしたらいいんだい!」神さんはそう言って泣いた。みんな本当に家族のように仲がよかったのだ。
僕は五中で素敵な先輩達に会った。まず第一に中村敞一郎。僕を面接で採用してくれた次長は、教育長になっても、ずっと僕を温かく見守ってくれていた。そして山口常義。彼は僕が一番愛する校長だ。もし僕が将来校長になるのなら、あの人のようになりたい・・・そう思った人だ。そして大矢桂三。山口常義とのコンビは最高だった。あんなに運動ができる教頭は見たことがない。そして僕が一番愛した神宮司久子。「教育は愛」だということを僕は神さんから学んだ。甲神嵒、川島勝治、木下保則。埼玉大学出身の3人を、僕らは兄貴のように慕い、そして憧れた。将来この3人の誰かが教育長になると僕らは思っていた。そうなっていたら、今の新座の教育は全然違ったものになっていただろう。それ程彼らは高い能力を持っていたし、周りから尊敬もされていたのだ。もう一人僕には姉のような存在の人がいた。宮下博子である。僕は彼らから本当に愛されて育った。僕も子ども達を愛したけれど、僕自身も先輩達からの愛を全身で受けてとめて育てられたのである。だから僕は自分の大事な娘を五中へ行かせたのだ。自分が愛する学校に自分の娘を行かせる。それは親としても教師としても幸せなことだった。
http://www.takayan-world.com/cheeringparty/     たかやん