11月10日 (月)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第315弾! 2008.11.10(月)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第315弾! 2008.11.10(月)   たかやん

駅立ち
5時、外はまだ暗い。新聞が無いのでテレビを付ける。天気予報を見ながら、うどんに火をかける・・・。外は寒そうなので、少しお腹に入れていこうというわけだ。そのうどんを食べ、ホカロンを背中に貼って・・・出発。自転車でひばりが丘へ向かう。

5時55分
久しぶりに中学生のYちゃんの笑顔に会えた。いつものようにイヤホンをはずして、「おはようございます!」と丁寧に挨拶をしてくれる。Yちゃんの笑顔で、僕は30分くらい笑顔でいられた。

笑顔
今日も本当に沢山の笑顔と会えた。僕の手紙?を持っていってくれる人の顔はかなり覚えた積もりだ。それにしても笑顔には力がある。人を幸せにする力がある。朝の駅で、その力を感じながら立っていた。

不景気
世の中が不景気だから、不景気な顔をしている人も沢山いる。一人で世の中の不幸を全部背負っているような顔をして歩いている人もいる。朝から怒っている人もいれば、朝から悩んでいる人もいる。みんな同じ時を生きているのに、生き方、感じ方が全然違うのだろう。不機嫌な顔や怒った顔をしている人で僕の手紙を持っていってくれる人は殆どいない。ちょっぴりでも幸せのオーラを出している人が持っていってくれる。不思議だなあと思う。

復活
先週数曜日の事故からかなり復活した。首が回るようになったのだ。相変わらずお金は無いが、体は元気。健康が一番だとこころからそう思う。

東久留米
明日は東久留米の予定だ。持っていってくれる人の半数は東久留米の人だが、それでも沢山の人たちの笑顔と会えるのが嬉しい。今日のひばりが丘は1100部。明日はどれくらい持っていってくれるかな・・・。

六中物語6
最後の学活で僕はこう言った。「卒業式の前の夜、自分の教室でみんなの机の落書きを消す。そしてみんなの顔を思い浮かべて、1年間の思い出に浸る。それをいつも楽しみにしていたのに・・・お前達は、落書き一つもなかったぞ。本当に綺麗でガッカリしたんだから・・・」兎に角2組の教室はどの教室よりも綺麗だったのだ。ゴミ一つ落ちていない・・それが2組だった。卒業式の前日、自分達の机の上の落書きも綺麗に消したらしい。その仕事は担任の仕事だったのに・・・そう文句を言ったのだ。そして涙の卒業式が終わり、次の日・・・僕は校長室に呼び出された。「2組の教室を見て来い!」「お前はいったい何を教育しているんだ!」「はあ?」「どうかしましたか?」
2組の教室は天井まで落書きだらけだった。「・・・・・・」
「お前は来年も3年2組の担任をやれ!」「あんな教室じゃあ誰も担任はできない。お前がやれ!」とM校長。「すみません・・・・」と僕。それから1週間。3年2組のメンバーが集合して3年2組の教師の壁紙を取り替えたり、落書きを消したりする作業が続いた。本当なら1年生になるはずが、僕は再び3年2組の担任になった。赤ジャージから緑ジャージの担任へ移動した瞬間だった。
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