11月14日 (金)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第319弾! 2008.11.14(金)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第319弾! 2008.11.14(金)   たかやん

犬山市の教育長
「犬山市は全国統一学力テストを受けない」と全国で唯一あのテストを拒否したのは、犬山市教育長の瀬見井久先生だ。その瀬見井教育長の机の上が凄かった。本だらけなのである。写真館にその写真を載せる予定だが、本当にもの凄い量の本が山積みとなっているのだ。兎に角、今全国の教育長で文部科学省や県教委の方針を頭から拒否できるのは彼しかいないのではないだろうか。しかし、一人でも正しいものは正しいのである。僕は犬山市を視察して、それを肌で感じたのだ。

副読本
犬山市は「全国統一学力テストを受けない」ことだけで有名なのではない。犬山の先生達は自分達で毎年副読本を作っているのだ。国語と算数と社会の副読本を僕は見ることができた。これがまた素晴らしいのである。毎年、毎年試行錯誤しながら自分達の副読本作り上げていく・・・先生たちにもこども達にも力が付くわけである。

少人数学級
犬山市は独自のシステムで少人数学級を実現している。教務主任・公務主任・学年付教師に担任を持ってもらうことで、学級を増やし、結果として少人数にしているのだ。そして穴のあいた分を臨時採用で補っているのである。

自校方式
新座市の給食費は来年1月から小学校が400円。中学校が500円値上げになる。原材料費が値上がりし、委託業者がやっていけないのだろう。同じ値上げでも自校方式だと違和感は少ないものだ。犬山市の給食は自校方式である。そして食育に力を入れているのである。

NET
新座市の英会話の先生はAETとALT。Assistant English teacher とAssistant language teacher(たぶん)である。いずれにしてもアシスタントという名前が付く。要するに一人では授業ができないのだ。ところが犬山市は違うのだ。犬山市の英会話の先生達はNETと呼ばれている。Native English teacherなのである。そしてそのNETが一人で授業をしていくのだ。NETの給料は月に44万円。勿論夏休みも支給される。優秀な先生が集まるわけである。

テキスト
英会話のテキストはNETの先生達の手作り。給料にしても、テキストやプログラムにしても僕が前から考えていたことと同じことを犬山市は実行していた。犬山市のことはまだまだ書ききれない。11月号の中で紹介していこうと思う。
http://www.takayan-world.com/cheeringparty/     たかやん