12月16日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第351弾! 2008.12.16(火)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第351弾! 2008.12.16(火)   たかやん

ノロ
今日は議会の最終日。9時から議運だというので、8時15分に自転車で家を出る。市役所に着くと、何と一番乗りだった。控え室でトレーニングをして、スーツに着替える。9時、議運が始まった。その冒頭で嶋野議長が「あたしノロ・ウイルスに感染したんです」と言うからビックリ!(何で来たの!)「嘔吐下痢だったんですけど、今は熱があって、頑張りますけれど、もしかしたら途中で副議長に交代してもらうことになるかも知れません。」(あらららら)「私に近寄らないでください」(って、言うか・・・来ちゃ駄目でしょ!)
本会議が始まる前の議場はそのことで持ちきり。「ノロだったら、来ちゃ駄目だろう」「帰ってくれないと」「うつったらどうするの?」みんなの意見を伝えに事務局長のところへ行く。「本人がやると言ってますから・・・」「でもノロなんでしょ?まずいですよ。」「医者には行ってないらしいんですよ。」「え、医者に言われたんじゃないんだ・・・」「ノロウイルスの症状だということらしいんです」「そう・・・」結局、島野議長は最後まで頑張った。誰にもうつってなければいいのだが・・・。

本題
さて、本題に入ろう。今日の最終日、一番の議題はなんと言っても老人福祉センターと第二老人福祉センターの指定管理者の指定という問題だった。今回の補正予算はけやきの家の新築移転を始め、六中のアスベストの除去(今頃まだやっている・・・)四中の非常階段の補強、野火止小学校のトイレ清掃など賛成討論したくなるものばかり。特にけやきの家の新設計画には諸手を上げて賛成したいところだった。ところが、今回の4号補正の中には指定管理者を社会協議福祉会から帝国ビルドへ変更するための債務負担行為が含まれていたのだ。それに語る会は反対討論したのである。この補正に関しては共産党の笠原さんが反対討論、政和会の榎本さんが賛成討論、そして語る会が反対討論で、あとの会派からは討論がなかった。

議案106号
そして公の施設の指定管理者の指定についてという議案106号では質問と討論が相次いだ。結論から言うと、市は21年間という実績のある「社会福祉協議会」から、他市でも何の実績もない会社に指定管理者を変更させようとしているのだ。理由は人件費である。3年間で2100万円の縮減をするという帝国ビルドの案に飛びついたのだ。現在の「社会福祉協議会」の職員だって、館長以外はみ平均年収300万未満(手取りではない)の決して高くない給料で働いているのだ。それを更に安くしますよ!という会社の派遣社員はいったいいくらの給料で働くのだろう。そして今まで公の施設で21年間頑張ってきた「社会福祉協議会」の職員は4月からどうすればいいのだ。帝国ビルドのプレゼンテーションでは50インチの液晶テレビとテレビゲームと寄席が提案されたという。その経費だって人件費を削減して捻出されるのだ。寄席はいいとして、テレビやゲームで老人達の健康増進や、教養の向上をを目指すらしい・・・。この件に関しては刷新の会の平松代表も通告をして質問していた。ちょっと期待していたのだが、共産党と語る会以外は賛成・・・ガッカリである。

意見書
議員提出議案の一番目が語る会提案の意見書。「定額給付金の白紙撤回を求める意見書」である。2兆円をバラマくという前代未聞の経済対策に待った!をかけようとしたわけだ。選挙対策として登場したこの愚策は経済対策にならないのは勿論、もとの狙いの選挙対策にもならない。語る会の提案に賛成討論してくれたのが、共産党の大輔議員と刷新の会の佐原議員。一人会派の語る会としては本当に嬉しい討論だった。反対討論はなく、政和会と公明党は黙ったまま反対した。言いだしっぺの公明党は立場もあるだろうが、自民党の人たちには何か語って欲しかった。議場で意見をぶつけ合う。それが議会だと思う。

よいおとしを!
12月議会が閉会した。控え室にいると、市長・副市長・教育長が挨拶にきた。「お世話になりました。」「よいおとしを」と笑顔で言われ、単純に嬉しくなった。議場ではやりあうが、挨拶はちゃんとする。それでいいと思う。「よいお年を!」日本語にはいい言葉がある。大変な時代になってきたけど、全ての人に「よい年」が来ることを願っている。

延期
明日の天気予報は雨。朝のうちはもつかも知れないけれど、途中で雨も困るので、東久留米に立つのは明後日に延期することにした。おやすみなさい。
http://www.takayan-world.com/cheeringparty/     たかやん