12月28日 (日)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第362弾! 2008.12.28(日)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第362弾! 2008.12.28(日)   たかやん

いくちゃん
高校時代の親友、てっちゃんには妹がいた。大学時代、僕がてっちゃんの家に行くと、お母さんといくちゃんが「高邑君、お風呂に入って!」「いいから入りなさい!」と長旅で疲れた僕を湯船につっこんでくれた。お風呂から出ると夕御飯。てっちゃんはバイトで遅くなるからと、僕はまるでてっちゃんの家族のようになって・・4人で沢山喋りながらご飯を食べた。いくちゃんは僕らの3つ下。とっても可愛くて、優しい妹だった。「高邑君、もうてっちゃんの部屋で寝なさい。疲れているんだから・・」とてっちゃんの部屋に布団を敷いてくれた。僕らはまるで本当の兄妹のようにてっちゃんの部屋で話をした。そして、てっちゃんが真夜中に帰ってきて・・・僕らは語りながら一杯飲む・・・そんな家族に僕はあの頃お世話になっていたのだ。そんなに素敵な家族だったのに、いくちゃんは41歳で亡くなり、そしてお父さんもその翌年亡くなった。僕は二人にお線香も上げていない。あの家に帰ったら、今でもあのままの笑顔で僕を迎えてくれそうな気がしているのだ。いくちゃんに会うのが怖いのだ。それで、なかなか行けないでいる。昨夜てっちゃんから「高邑、線香あげに来てくれよ。お袋に会ってくれよ」と言われ、僕は行くことにした。大好きなお母さんが元気なうちに、会っておこう。そしていくちゃんやお父さんに沢山の「ありがとう!」と「ごめんなさい」を言いに行こう。

餅つき
空と自転車の練習をしていると、直ぐそこの家で餅つきをしていた。いいもんだなあ・・・と眺めていると、向こうから若い女性が歩いてくる・・・「はい、先生。つきたてのお餅」その餅つきはさっちゃんの家の餅つきだったのだ。「毎年親戚が集まってやるんです!」とさっちゃん。駐車場から「ご馳走様でーす!」というと、家の中からお母さんが笑顔で手を振ってくれた。こういうご近所づきあいも楽しいなあ。

ルーキーズ
テレビでルーキーズを見てしまった。そう見て、しまった、のだ。見る気はなかったのに・・・見てしまった。子ども達が魅力のある先生に出会って変わっていくストーリーは面白い。中には「先生になるのが夢」という子どもも現れる。それがたまらない。
今の世の中で僕達大人ができること。そしてしなきゃいけないことは、この「大恐慌」の中で「笑顔」で一生懸命頑張ることなのかも知れない。辛いときに、辛い顔は誰にでもできる。辛いときに「笑顔」で大人が頑張る・・・そういう大人の姿を見た子ども達は(大人になるのも悪くはないな)と思うだろう。学校の先生も警察官も消防士もデザイナーも医者も看護婦も自分の仕事を心から楽しんでいれば、きっと笑顔になれるはずだ。仕事はきつくても、笑顔で生きていく、楽しみながら生きていく。仕事をしている大人のそういう笑顔を見た子ども達は、仕事をすることが楽しみになるだろう。大人は子ども達の前ではやせ我慢をする。そして笑顔でピンチを脱出するところを見せるのだ。ルーキーズの川藤先生を見て、僕はそんなことを考えていた。

12月号
今月30日発行の「一生懸命」が完成した。バタバタと作ったのだが、どうやら年明けの駅立ちには間に合いそうである。印刷屋さんが引き受けてくれればの話だが・・・・

1月号
書きたいことがたくさんあるので、1月号にも着手してみた。一人会派は「発言」と「発信」で勝負するしかない。独りぼっちで「いじめ」られても、明るく元気に生きていこう。そして僕を見た子ども達が「将来、新座市議会議員になろうかなあ・・・」そんなことを思ってくれたら嬉しい。