12月3日 (水)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第338弾! 2008.12.3(水)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第338弾! 2008.12.3(水)   たかやん

通告から2
8日の一般質問の3番目はこの質問をする。議案説明会・・・市民のみなさんにはよく分からないと思うが・・・・

3.議案説明会
議会前に、市長与党だけが集まり議案説明会を行うのは、市長と議会の関係を歪めるものだと思います。議会には市長の独走を監視する役目があるのですから、市長が与党会派だけに議案を説明することはおかしなことです。全員協議会以外の議案説明会を市役所内で行うことは3月議会から中止することを望みます。
(資料要求 今年度の議案説明会の開催日、開催場所、出席者名)

初めて議員になったとき、僕は市長与党にいた。どんな議案も是々非々でということだったのだが、実際は市長が提出した議案には殆ど賛成することになっていた。あの東久留米・志木線に対しても、僕は「賛成討論」の中で「反対の意思表示」をするという難しいことをやっていたのだ。委員会で自分が正しいと思ったことでも、会派に戻ると「本会議では退席だね」と本会議では随分退席もした。元を正すと、この「議案説明会」に問題があると思ったのだ。
議会には全員協議会というものがある。議員が全員出席し、執行部も出席し、緊急の問題に関して、色々な質問、そして意見を交換する。「議案説明会」は違うのだ。市長与党と呼ばれる議員だけが出席し、市長から説明を受ける。議案として提出する前に、何か意見があったら言って欲しい。そういう会なのだ。何といっても市長与党なのだから、もともと賛成するしかないし、いきなり議案のもとを見せられても、考える時間もないのである。勿論本会議では「賛成」することしかできない。だって、議案説明会で反対しなかったのだから・・・・。
議会は市政のチェック機関なのだ。その機能を駄目にするのが、この「議案説明会」ではないのか・・・僕はそう思ったのだ。

4.こども議会
小中学生の子ども議会を傍聴しましたが、「元気の出るまちづくり子ども議会」という名前で行われており、一般質問の内容も市長の施政方針に沿ったものになっています。子ども議会が市長の応援団になってはいけません。子どもたちにとって大事なのは本物の議会を傍聴することだと思います。社会科の授業に議会傍聴を取り入れたほうがこども達にも力がつきますし、経費節減にもなります。
また、子供議会に参加した子供達の選考はどのようにして行われたのでしょうか。選考方法や選考基準についての説明を求めます。
(資料要求 今年度のこども議会の実施日、経費、答弁者と答弁の回数、選考方法、選考基準)

そして「こども議会」。こども達が議場で本物の市長に質問をする。なかなか素晴らしい企画である。僕もずっと「面白いな」と思っていた。ところがこの間、初めてその「こども議会」の傍聴に行って気づいたのだ。「これはこども議会と呼べるものではない」「これはこども達のためにならない」と、いうことに。
僕達の議員の一般質問のテーマは自由である。市政に対する質問であればなんでもいい。ところがこども議会のテーマは最初か決められている。「こども達の自由にすると、かえってこども達が困るんです」それこそ大きなお世話だ。子供たちの能力は大人が考える以上だ。色んな質問をされると困るから、質問のテーマを決めているとしか思えないのだ。「こども議会のテーマ」は普段市長が口にしている言葉が多い。「元気のでるまちづくり」や「観光新座」が自然に思えてくるようなこども議会はおかしい。こんなこども議会に「教育委員会」は異議あり!と言わなくてはいけない。それこそ、教育委員会の仕事だろう。教育委員会は市長のためにあるのではない。新座のこども達のためにあるのだ。
http://www.takayan-world.com/cheeringparty/     たかやん