12月30日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第364弾! 2008.12.30(火)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第364弾! 2008.12.30(火)   たかやん

日記
ホームページに日記を公開して、もう直ぐ5年になる。「一生懸命」という学級通信は21年間毎日発行したが、それは子ども相手のこと。こういう形で自分の考えや生活ぶりを公開することになるとは思ってもいなかった。小学校の頃、僕が一番苦手だったのがこの「日記」というヤツ。どうしても続かなかった。そんな僕が20年間も学級通信を書き続け、そしてこの日記を書き続けるのだから、人生っていうのは不思議だ。

記録
昔の「一生懸命」を探し出すのはなかなか大変だ。ダンボールを開け、数時間かけて探さないとお目当ての記録は出てこない。だけど、それでも記録が残っていることはいいことだ。当時の自分の感性が蘇ってくるから・・・その時の、子ども達の思いが伝わってくるから・・・この日記のいいところは、2年前の今日や3年前の今日、自分が何を考え、何を思っていたかが直ぐに分かるところだ。

やがて・・
僕の愛する娘や息子達が、僕の日記を読む日がくるだろう。自分が54歳になったときに、54歳の自分の父がどういう行き方をして、どういう心を持っていたかを知ることができる。これはきっと娘達にとって、いいプレゼントになるはずだ。苦しいことがあったときに、僕の声が彼らに聞こえるように書かれているから・・・・。もしも、今54歳の父さんの日記があったら・・・見たいなあ。

生きている
日記の中に僕は生きている。そして日記の中に母さんも生きている。僕の友達も、学校も議会も塾もこの日記の中に生きている。生きているってそういうことだと思う。父さんが僕の心の中で決して死ぬことがないように、僕はこの日記の中に生き続け、そして子ども達の心の中で行き続けたいと思う。

いい夢
「ママ、空ね、いい夢見たよ!」「どんな夢?」「あのね、紗希とね、光太とね、空がね、自転車に乗っている夢」「ふーん」「紗希の自転車は20インチでね、空の自転車も20インチでね、光太のは18インチ」それを聞いていた僕は大笑いしたのだった。ちょっと前まで空の自転車は12インチで、みんなから笑われていたからだ。「でも光太のタイヤは大きかったよ!」と空。親友の光太とはいつまでも仲良く育っていって欲しい。