3月19日 (水)  『一生懸命』幻の議員日記 第78弾! 2008.3.19   たかやん

『一生懸命』幻の議員日記 第78弾! 2008.3.19   たかやん

6月議会に・・・・
一般質問が終わった。今日は一番最後だし、早めに終わらせよう・・・そう思っていたのだが、就学支援委員会に関する教育長とのやり取りで、少し熱くなり・・・思ったより長引いてしまった。言葉が足りなくて、他の議員や傍聴人に誤解された部分もあり、自分の採点は30点と言ったところか・・・・納得できない部分は6月議会でやるとして・・・
「インクルーシヴ」とか「ノーマライゼーション」とか言葉ではなんとでも言えるが、それを実行するには心が伴わないと無理な訳で・・・「法にのっとって」も「適切に判断して」、もそこに暖かい心がなければ、何の力にもならないということを痛感したのだった。

判定
就学指導委員会の判定に障害をもつ子の親は長年苦しめられてきた。指導委員会が支援委員会に変わっても、中味が変わらなければ同じ。そして、親の希望を聞くことが義務付けられてからは「最終判断は親がした」として、その最終責任が親に向けられるようになってきたのだ。だから、「何で養護学校へ行かせないのか」という言葉が生まれてくるのだ。「親のエゴで子どもを普通学校に通わせて可哀そうだ」「子供の将来を考えたら、養護学校に行ったほうがいいに決まっている」という言葉が親に向って発せられる訳だ。僕はそのことがいいたかった。「最終判断は支援委員会の責任でせよ!」という言葉はそういう意味である。勿論、今の就学支援委員会は法的に設置義務がないのだから、廃止するのが妥当である。そして「障害のある子も無い子も分け隔てられることなく、共に学び、育つ」環境を一日も早く作り出すことが、僕達大人に求められているのだ。

熱意
今日の質問で分かったことが一つ。それは市長が「新座駅北口の区画整理」に本気だということだ。なんとしてもやるんだ!誰が何を言おうとやるんだ!そういう決意を僕は感じた。財政難だろうが、市民が反対しようがやる!昔からやると決めていたんだからやる!昔の議会がそう決議したんだ!だからやるんだ!須田市長はそう主張した。須田市長の熱意は、今、何よりも優先して北口に注がれている。

将来にツケを残さない
そう口にする議員は多いが、なぜかツケを残すことになる。新座市の実質債務残高比率は18年度決算で県下40市中ワースト6位。17年度決算と比べるとランクは3番上がったというものの、相変わらず221%という酷い数字なのだ。お隣の朝霞は186.8%で16位。志木は131.4%で39位。和光は116.8%で40位。要するに将来の借金負担率が低い方から、和光市が1位。志木市が2位。朝霞市が24位。そして我が新座市は35位ということになる。市長と議会が「将来にツケを残してきた結果」がこの数字であり、今から北口の区画整理に突入することは、そのツケを大きくしていくということだ。勿論、老朽化した施設の改修や道路整備や借地の買取などを無視すれば、何でもできるだろう。11億かけて「ふるさと新座館」だって建てられる。教育費を削り、市民負担を増やし、何のために今、新座駅北口区画整理なのか・・・150億も税金をつぎ込むのか・・・それが僕には理解できない。

終了式
空の年少さんが終わった。大好きな先生にさようならを言わなくてはいけない日。ママはどうやら泣いたらしい。僕は幼稚園の頃からずっと先生には恵まれてきた。もしかしたら空もそうかも知れない。「先生についている!」という言葉は学校では禁句だが、本当についている子といない子がいるのだからしょうがない。4月から空は年中さん。どんな先生に会い、そしてどんな友達に会うのだろうか・・・今から楽しみである。
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