4月10日 (木)  『一生懸命』幻の議員日記 第100弾! 2008.4.10   たかやん

『一生懸命』幻の議員日記 第100弾! 2008.4.10   たかやん

トイレットペーパーの話
僕が校長だったら、最初に見るのはその学校のトイレだ。勿論、教室や授業、子ども達の表情は意識してみるが、一番簡単に見ることができて、そしてその学校の裏の表情を教えてくれるのがトイレだからだ。
学校のトイレに紙がちゃんと付いているか・・・使用できないトイレは無いか・・・・それを見て回るのが、校長(特に新任)の仕事である。これを教頭に任してはいけない。自分の目で見ることが大事なのだ。トイレットペーパーは100%付いていなくてはいけない。安心してトイレに行くことができない学校は荒れている。トイレットペーパーが付いていない学校は掃除をちゃんとやっていない学校でもある。

トイレの役割
そもそもトイレという場所は、おしっこやうんこなどの排泄物を処理する場所。人間は排泄しなければ死んでしまうのだから、とっても重要な場所なのだ。その大切な場所に毎日感謝して掃除をする子達と、「汚い場所だから・・・」「臭いから・・」などと敬遠する子達とでは大きな違いがでてくるというもの。トイレを大事に思えない子達は、それこそ人間としての「運」が悪くなる。逆に、学校全体でトイレを綺麗にしていこう!トイレに感謝しよう!トイレを大事に使おう!となれば、その学校の運気も上昇していく。

経験
子ども達と一緒にトイレ掃除に燃えたことのある先生なら、その感覚が分かるはずだ。もし、そういう経験がないのなら、校長になった今からでも遅くはない。子ども達と一緒に毎日「トイレ掃除」に燃えたらいい。トイレ掃除担当のクラスの子達と一緒に掃除をするのに理由はいらない。誰も文句は言わない。あっという間に「信頼関係」が生まれ、そして子ども達の情報が校長に直接届くようになる。

見回り
犬が散歩する時と同じように、校長も学校中のトイレでオシッコをすることを習慣にするといい。1年生から3年生まで(小学校では6年生まで)オシッコをしながら見て回るのだ。男性の校長だったら、養護の先生に付き合ってもらって、女子トイレを見てもらうといいかも知れない。勿論、外トイレも忘れてはいけない。そして、(ここはどうなの?)と思われる場所に注意をはらうのだ。どんなにいい授業をやっていても、周りから偉いといわれていても、その先生のクラスの子達がトイレ掃除をしないようであれば、それは教育力が弱いということ。表と裏があるということ。
いよいよ新学期が始まった。校長の仕事はたくさんあるが、まずはトイレへ行くべし!
「そんなこたあ、わかってらい!」という校長が多いことを祈っている。
takayanchan@jcom.home.ne.jp          たかやん