4月18日 (金)  『一生懸命』幻の議員日記 第108弾! 2008.4.18   たかやん

『一生懸命』幻の議員日記 第108弾! 2008.4.18   たかやん

子どもの感性
「パパ、緑がたくさんだね。綺麗だねえ・・・もう春なんだねえ・・」昨日、空と一緒に黒目川を自転車で走っていた時、空がこう言った。本当に緑が綺麗なんだ!そう言いたいらしかった。「パパ、こんなに緑がきれいなの、初めて見たよ!」と嬉しそうな空。半世紀以上生きている僕らには、どうやらそういう感性はないのかも知れない。そう言えば、本当に綺麗な緑だった。

英会話
新座市は「英会話教育特区」である。毎年7000万をかけて、「英会話」に取り組んでいる。10年で7億のお金を「英会話」につぎ込んでいる市は少ないだろう。最近、子ども達と英語の勉強をしていて思うことがある。英語の教科書を全部暗誦したら、かなりの会話ができるようになるのではないか・・・・。もしかしたら、昔からの方法かも知れないが、本気でやる人は少なかった。試験前の暗誦ということではなく、1年かけて教科書の本文を全部覚えてしまう。そして書けるようにするのだ。お金はかからないし、筆記テストもできるし・・・話せるし・・・右脳はひらけるし、一石四鳥だと思うのだ。
教科書を全部暗記する。難しいようで、結構簡単だ。みんなで、本気でやってみる価値はあると思う。

お袋
明日、お袋を連れて富山へ行く。兄弟三人で送っていく。兄貴達は二人とも月業日の仕事を休んでいくのだから凄い。僕は帰った日にも塾。貧乏暇なしって奴か・・・・
お袋は部屋の片付けをしている。半年いた自分の部屋を片付け、そして一緒に住んだ僕らと別れることを心の中で整理しているのだと思う。特によく遊んだ空との別れは辛いはずだ。富山と東京・埼玉の往復はいったいどれくらいしたのだろう・・・・小さい頃は、お袋に連れられて、僕らはよく準急「白山」に乗った。新大久保から田舎の家までは半日以上かかっていた。蒸気機関車に乗り、トンネルの中に入る直前に窓を閉める。閉め遅れると、窓から煙が入ってきて、乗客の顔は煤まみれ!そしてみんなで大笑い・・・そんな幸せな時代もあった。もっと小さい頃には帰省列車が混んでいて網棚の上で寝ていったこともある。高速道路が整備されてなくて、みんな汽車で帰省したのである。上野で窓から投げ入れられて、席取りをして誉められたりしたことも記憶にある。そう考えると、富山と東京・埼玉の往復は多分100回以上になるのではないだろうか・・・・そして、その中心にはいつもお袋がいたと思うのだ。お袋がいるから富山に帰る・・・父さんがそうだったように、僕ら兄弟も明日富山に帰る。
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